3月1日(土)
昨日、妻の姪のY子ちゃんが泊まり掛けで我が家に遊びに来た。普段は夫婦二人だけで会話も殆ど無く、静寂に包まれた晩秋のような我が家だが、若い人が居てくれるだけで会話の華が咲き、春の芽吹きのように賑わった。
そんな彼女を何処か近場の観光スポットでも案内しようと思ったが、ありふれた我が街には有名な名所旧跡が見当たらない。そこで坂戸市の辺鄙な郊外にある「聖天宮」というお寺に行ってみた。
このお寺は大して知られていないが、台湾の人が15年の歳月を掛けて造営した日本最大の「道教」のお寺です。初めて訪れるとケバケバしい装飾の建物に一寸驚かされます。以前テレビ朝日の「何これ珍百景」にも紹介されたので、少しは名が売れたようです。
土曜日とは言え氷雨降る寒々しい天気の中、見物客は我々の他若い女性数名いるばかり、あまりに寒いので早々に退出しようと思ったが、優しげな管理人のオジさんが懇切丁寧に寺院内を細々と案内解説してくれた。
創設者がお告げにより、わざわざ遠い日本のこの地に「聖天宮」を造営されたと言う事だが、その由来や見所を聞いていると何やらパワースポットの磁力を感じないではない。その方面に興味ある方は、一度訪れてみるのも面白いのではと思います。
本殿をバックに管理人さんが撮ってくれた。
聖天宮入口