3月30日(日)
政治資金規正法に抵触した疑いで、「みんなの党」代表、渡辺喜美氏の足元が大きく揺らいでいる。先般都知事を辞職させられた猪瀬直樹氏と酷似する疑惑である。テレビで釈明する姿も自信なさげで眼が泳いでいるようだった。
実のところ、以前私は選挙において幾度となく「みんなの党」に支持票を投じてきた。自公政権下で行政改革担当大臣として本気で官僚とぶつかる渡辺氏を見て、この人は本物かも知れないと好感を持ったのだ。
自民党と袂を別ち野に身を置いてから、「官僚支配打破」を旗印にコツコツと「みんなの党」を育て上げた。これこそ既得権力に媚びない健全な市民政党の誕生ではないかと大いに期待した。
しかし、氏がやたら「アジェンダ」と凡人には意味不明の言葉を連発するようになった頃から何となく雲行きがおかしくなってきた。「ゆいの党」分裂騒ぎ前後には、リーダーとしての資質にも疑問が生じてきた。
そして今回の騒動である。疑惑に塗れた野党のリーダーが権力批判などしても、「臍が茶を沸かす」と言うかお話にもならない。痛々しい姿を晒すより、スッパリ党首の座を辞して禊を済ました方が、党の為にも氏の為にも良策ではなかろうか。「みんなの党」の存在意義はまだ充分にあると私は思っている。・・・・しかし、本物の人物って中々いないものですね。