今から11年前にアフリカ最高峰のキリマンジャロを登った事があり、その思い出を振返ってみたいと思います。この時はアルパインツアーサービス㈱の登山ツアーに参加しました。これが妻と二人では初の海外旅行でした。
窓際族の身とはいえ職場の冷たい視線に耐えて、よくも16日間の休暇をあの時取れたものだと自分の厚かましさに驚きものです。この実行力が良い方向で使われていれば、私の人生も又変わっていただろうに。
成田を出発した飛行機はバンコック~アジスアベバを経由してタンザニアのキリマンジャロ国際空港に到着した。そこからバスで赤土の道を埃をあげながらキリマンジャロへ向かう。
車窓から見るアフリカの大地は、赤茶けた荒野に疎らな樹林帯そんな風景が延々と続く。時折西部劇に出るような集落が現れる。そこには必ず物を売る女性達と暇を持て余して屯する男達の姿があった。
約2時間ほどで登山口のマラングに着いた。キリマンジャロ登山と観光で潤っているせいか、ここは豊かそうな集落だった。今宵は麓のロッジに宿泊する。案内された部屋はヤモリがチョロチョロするのが気になる以外、小ざっぱりとして快適だった。
外国人仕様なのだろうがロッジの食事は案外美味くて、タンザニアビールも口に合い満足のディナーだった。さて翌日から登山開始だが、それは明日のブログで・・・
マラングのロッジ玄関にて(私の色黒はアフリカでも十分通用しそうだ。)