Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

困った新入りの作業員

2015年02月18日 | 日記

 2月18日(水)

 昨日五日ぶりに遺跡発掘現場へ出勤したら、新たに3名の人が私の班に加わっていた。その中の一人、私と同年輩位のオッサンがどうも仕事にヤル気が無い。ショベルを持つ手もオザナリで作業がちっとも捗っていない。

 見兼ねた長老格のOさんが「そんなやり方じゃ、ちっとも地面が掘れネーヨ。」強めの口調で注意した。するとこのオッサン逆切れし「アンタは監督か。エラソーに言うんじゃネーヨ。」とやり返す。隣にいたヴェテランのKさんがOさんに加勢して注意すると更に逆上して現場を放棄、調査官のところへ行って泣きついた。

 結局そのまま帰宅したようだけど、このオッサン前日も横柄な態度で仲間のヒンシュクをかっていたらしい。そしてその前には余所の班でトラブルを起こし我班に移ったという事情があるようだ。

 私は他人がどんな作業態度だろうが別にお構いなしだけど、真面目な人にとっては我慢ならないのであろう。(我班は私も含め?真面目な人が多い。)大体横柄でテメーの自慢ばかりする人間にロクな奴はいないと、私は過去の体験で身に浸みている。

 「実る程頭を垂れる稲穂かな。」ではないが、優れた人ほど物腰が柔らかく謙譲な人柄だ。踏ん反り返って面を上に向けてる奴には、鳥の糞が目に入ったり石にけつまづいたりとロクな事はない。逆に物腰低く顔を下に向けてる人は、足元が良く見えるからつまづくことも無く大金を拾う僥倖があるかも知れない。

 この新入りのオッサンは、もう我班で仕事をする事はできないだろうし、又別の班に移ったとしても遠からず問題を起し、居づらくなってしまう可能性大だ。身から出たサビとはいえ、気の毒な性格の持主だと言えなくもない。

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