2月23日(火)
私の所属する地元のテニスクラブに、最近Tさんという人が参加するようになった。Tさんのフォームは無駄な力が無く実に華麗で、上級プレーヤーだとすぐに判った。
そのTさんの練習相手になり、その後でTさんが「Fさんはストロークとフットワークは良いが、レシーブの準備動作がチョット遅い。」とアドバイスしてくれた。
具体的にどういう事かと言うと、「相手のボールが自分のコートでバウンドした時点で返球態勢に入るのでは遅い。ボールがネットを通過する少し前くらいに準備を始めてちょうどいい。」
この指摘は自分でも薄々気づいていた事で、今まではプレーに余裕が無かった。指摘を踏まえて相手がサーブを打った直後くらいに返球態勢に入ると確かに余裕が生じ、相手方の動きも良く見えた。
これでテニスの実力がワンランクUP・・・・と言うほど甘くは無かろうが、この教訓テニス以外でも生かせるのではないだろうか。例えば車の運転、交差点に差しかかってから安全確認では遅い。交差点の手前から安全確認動作に入らねばならない。
人生に於いてもそうだ。差し迫った状況になってからジタバタしても遅い。予め緊急事態を想定し、対応策を練って於かねばならない。「備えあれば憂いなし。」何てことわざもあるではないか。しかし本音を言えば、ここまでやるのは大変だ。取りあえずはテニスと車の運転だけにしときましょう。