平成5年8月13日? 天気=雨後晴れ
鴛泊コース登山口→ 利尻岳→ 沓形コース
三百名山回顧まず最初は最北の百名山、利尻岳です。古いアルバムを捲り登山時期を探ってみると、平成5年8月7日~15日の間北海道に滞在した折りに登っている。正確な期日は特定できないが、たぶん8月13日辺りだと思う。
登山前日稚内港から利尻島鴛泊港に船で渡り、周遊バスで姫沼等島内観光した。泊った民宿の名は忘れたが、「バフンウニ」がやたら美味かった事だけ覚えている。
登山当日、登山口の利尻北麓野営場まで民宿の車で送ってもらい、甘露水の水を水筒に詰めて登り始めた。この時一緒に登ったメンバーは山岳会仲間のS子さんA子さんと我々夫婦の計4名、特にS子さんと私が百名山を強く意識していた。
最初のうちは小雨降る生憎の天気だったと思う。だが登るにつれだんだん天気は回復し、避難小屋のある長官山へ着く頃は青空が広がり利尻岳の鋭い山容が望まれた。
長官山から利尻岳
その後は滑り易い急坂を登って待望の利尻岳(1719m)に到着した。素晴らしい展望で会ったと思うが、記憶に残るのは薄ら見えた北海道の大地とローソク岩の針のような姿だった。
利尻岳山頂
下山は西に向かって沓形コースを降った。こちらは静かな道であまり人とも遭わず、山頂から海岸沿いの道路まで歩いたから随分長い道程であった。とに角標高差があるので登り降りともきつかったが、親しい山仲間と一緒に登った充実感動した山行だった。