5月15日(月)
先日今村前復興相の問題発言をブログに載せたが、これは思うに今村議員個人の問題と言うよりも、適性などお構いなくトコロテン式に誰でも彼でも大臣にしてしまう今の任命制度そのものに問題があるのではないか。
大臣の椅子を待つ与党議員の先生方を見ていると、ツバメの巣で口を開けて親からの餌を待ちわびるヒナ鳥達の姿を何故か思い浮かべてしまう。
でもこんな現状を一番の望んでいるのは、行政を実質的に司る官僚のお偉い方々ではないだろうか。なまじ知識ある賢い人間がトップについたら、何だかんだと難癖つけられる恐れがある。その点無知なトップならば、いいように操れるから彼らにとって好都合というものだろう。
稲田防衛相などが「北朝鮮のミサイル発射に対応すべくイージス艦3隻を日本海に配置し万全の態勢をとった。」と発言しても、アンチョコ丸読みが歴然で緊迫感が全然伝わってこない。まるで腹話術の人形を見ているようだ。
どうせ誰でもよいのなら萎びたオジ様やオバ様方よりも、いっそピチピチアイドルにでもやってもらった方が年金暮らしのオジサンは楽しい。「この度防衛大臣に就任したローラで~す。」、「ローラ大臣、就任にあたっての抱負と今後の課題は」、「エ~、ン~と、ローラそんな難しい事わかんな~い。」、「そうだよね。ローラちゃんにはチョット難しかったかな。アハハハハ」と記者会見も和やかで&視聴率もUPする。。・・・
・・・と、笑っている場合か。防衛問題は一体どこへ行ったんだ。もっと真面目にヤランカ~イ。