Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№3、北海道、暑寒別岳(2百名山)

2017年05月27日 | 三百名山回顧

 平成21年9月27日(日)  天気=晴れ

 

 

07:25南暑寒荘(登山口)発→ 07:50~08:00白竜ノ滝→ 08:55~09:00雨竜湿原入口→ 10:00~10:15雨竜湿原展望テラス→ 11:43~12:00南暑寒岳→ 13:04~13:10暑寒別岳→ 14:10~14:15南暑寒岳→15:05~15:27雨竜湿原展望テラス→ 16:05~16:10白竜ノ滝→ 16:30南暑寒荘(登山口)着

 

 このコーナー中々好評?なようで、続いては北海道の日本海側に聳える暑寒別岳です。前回の三百名山回顧ブログは天塩岳だったが、同じメンバーで次に向かったのが暑寒別岳であった。

 雨竜町の山小屋、南暑寒荘が建つ所が暑寒別岳への登山口になる。北海道の避難小屋はどこも綺麗だが、南暑寒荘は管理人も常駐する立派な小屋だ。ここで登山計画書と環境保護の協力金一人500円也を支払って出発する。

 歩き始めてすぐに白竜ノ滝が見えてくる。更に登りつめると広大な山上湿原の雨竜沼湿原が広がる。地元の人はここを「北海道の尾瀬」何て謙遜するが、尾瀬のレプリカ何てとんでもない、尾瀬とは又趣きの違う素晴らし大景観で、此処へ来るだけでも充分価値があります。

 雨竜沼湿原から南暑寒別山(中央奥)へ

 池塘が広がる湿原を縦断し、湿原の西端から緩やかな道を伝って南暑寒別岳へと登って行く。辿り着いた南暑寒別岳(1296m)からの展望は素晴らしいの一言、南は積丹半島、北は日本海沿いの海岸線が延々と続く。増毛山塊主峰の暑寒別岳は、直線距離3キロ余を隔てて聳えている。

 南暑寒別岳山頂

 南暑寒別岳から暑寒別岳

 行きたそうな私の表情を察してたのか、「F君一人で暑寒別岳まで行って来なよ。俺達下で待ってるから」と I さんが言ってくれた。それを聞いた私は「じゃーお言葉に甘えて」と鎖を解き放たれた犬のように暑寒別岳へ向かった。

 思ったよりはキツイ道程だったが、息を切らせながら1時間程で暑寒別岳(1491m)に着いた。山頂には「増毛町の方から登って来た。」と言う若いご夫婦がいた。待ってる仲間が気に掛かり記念の写真だけ撮って5分程で山頂を後にした。

 暑寒別岳山頂

 南暑寒別岳を越えて雨竜沼湿原までの道は長くトレイルランナーのような気分で降ったが、湿原展望台の上で手を振る仲間の姿を確認した時は思わずホッとした。

 雨竜沼展望台で皆が待っていてくれた。

 この後我々は陽の傾く登山道を降り、山麓の温泉宿に泊った。翌日それぞれに我が家への帰路についたのだが、この時仲間と巡った北海道の山旅は、私の人生でも一段と忘れ難い思い出である。

コメント
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