Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

第1回鶴ヶ島100キロウォーク大会(前篇)

2019年10月29日 | マラソン

10月26日(土)  天気=晴れ時々曇り 

 

 ウォーキングコース(富士見中央公園~坂戸市役所まで)

10:00富士見中央公園→ 11:47~55日高市役所(9.88km)→ 13:21~25生越町役場(18.66km)→  14:25~32毛呂山町役場(24.28km)→ 16:50~17:11坂戸市役所(38.56km)

 待ちかねていた?大会当日の朝を迎えた。出発1時間前に妻と二人でスタート地点の富士見中央公園に行く。今日の参加者は205名という事だが、会場は随分大勢の人達で賑わっている。

 富士見中央公園(スタート会場受付)

 暑かったのでこんな格好で歩きます。

 

 市長さんを始め、何人もの人の挨拶が続き、正直(長~ぇなあ)と思うが、この人達のお蔭で開催できるのだから野暮な事は言うまい。そして午前10時、スタッフに人達に見送られ会場をスタートした。

 同 上(市長さんのあいさつ)

 スタッフに見送られ出発

 タイムを争うのでは無く完歩する事が、この大会の主旨であり目的だ。だからランニングとストックの使用は禁止されている。とはいえ一斉にスタートすると人間心理として競争心が働き急ぎ足になる。

 富士見中央公園を出発

 無事に此処へ戻って来れるだろうか?

 最初は200余名の大きな塊だった集団が、交差点の赤信号で徐々に分断されて行く。東武東上線の若葉駅を通り抜け、関越道の高架下を潜って国道407号を越える。この辺は私にとって見慣れた街並みだが、こうして歩くと何だか新鮮に見える。

 若葉駅を通過(道行く人々が何事かと見ている。)

 鶴ヶ島市から日高市に入り、長閑な田舎道を歩いて第1チェックポイント(CP)の日高市役所(9.88km地点)に着いたのはAM11時47分頃、隣町なのに初めて訪れた市役所は中々立派な庁舎だった。この辺までは余裕の歩きです。

 日高市役所前の第1CP

 しかし10キロを過ぎると、足の筋肉にだんだん強張りを感じ始める。日高から越生町に向かう県道は車の往来も激しいので、そんな事でも気を使う。この辺りから参加者の集団がバラけてきて、前後にパラパラと人がいる感じになってくる。やがて越生町に入り、越生駅の傍を抜けて第2CPの越生町役場(18.60km)に着いた。此処では食料や飲み物の提供があり大いに助かった。特に名物の梅干しが美味でした。

 日高市の高麗川橋から高麗川

 生越町内に入る。

 生越町役場(第2CP)

 町役場を出発すると、少し先で折り返しとなり、その後は越辺川の川沿いを下流に向かって歩いて行く。先の大雨で越辺川の河川敷もだいぶ荒れているようだが、住宅地への浸水は無かったみたいで支障なく歩く事ができた。

 越辺川の流れ(越生町)

 やがて越生大橋の所で右折して、その後は広いバイパス道を歩いて第3CPの毛呂山町役場(24.28km)に着いた。此処でも飲食物の提供を受け、スポーツ飲料の補給が一番ありがたかった。

 毛呂山町役場(第3CP)

 町役場を出ると、しばらくは県道バイパスを南下し、その後左折して毛呂山町の新しき村へ向かう。新しき村を過ぎると田畑や森の中池の畔など複雑な小道を進んで行く。

 新しき村を過ぎて田んぼの中を行く。

 やがて高麗川に架かる天神橋を越え、その後は高麗川沿いに下流へと降って行く。県道に架かる万年橋の下を潜ると、今は泥に埋まっている私がいつもプレーしていたテニスコートになる。

 天神橋

 コース沿いに設置された目印の旗

 コース沿いの矢印(夜間はこれらの目印が頼りになった。)

 万年橋手前

 いつもプレーしている鶴舞テニスコート横

 その後は河川敷の堤防の上を歩いて行く。関越道が交差する辺りの堤防の低い箇所では空気で膨らませた防水壁が設置されていた。この辺りでは足の裏が熱くて違和感があり豆ができつつあるようだ。まだ三分の一程の距離なのにズッシリと疲労感も有り、高麗川橋傍の日帰り温泉「ふるさと湯」を見た時は、「歩くの止めてお風呂に入り、生ビールが飲むてぇー」と一瞬思った。

 関越道手前付近の仮設防水壁

 坂戸市ふるさとの湯

 高麗川橋から右折して混み合う坂戸市街地の県道を歩いて夕闇迫る午後5時前、第4CPの坂戸市役所(38.56km)に着いた。此処では靴を脱いで休んだが、熱った足に冷たい夕風が心地よかった。

 坂戸市役所の第4CP

 ここら辺りでは歩いてる人も完全にパラパラ状態の感じだが、実は越生町役場を過ぎた辺りから私と前後して歩く気になっている高齢男性の参加者がいた。その人は随分小柄で、右へ身体を傾け変なフォームで歩いているがとに角脚が速い。

 しかし私は最初彼を侮っていて、こんなフォームじゃ大して続かないだろうと、意地になって彼の先を歩いたが、執拗に私の後を追いてくる。そして坂戸市街地に入った頃には、アッサリと先行されてしまった。

 坂戸市役所に着いた時、「いいペースメーカーになってくれてありがとう。」とその男性に声を掛けられた。あまりにも人間離れした人なので、「失礼ですがお幾つですか?」と訊ねると何と78歳、塩田忠市さんという方で、こんなウォーキングイベントは何度も経験があると言う。

 「イヤア~世の中には凄い人が居るもんだ。」・・・と驚かされたところで、この後の話は次回のブログにて掲載します。

コメント
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