私が使っているクレジットカードの会社から、「重要書類在中」と書かれた封書が送られてきた。何が入っているんだろうと開けてみたら、それは私を対象にした介護保険勧誘するパンフレットだった。
「ざけんなよ。まだまだやりたい事が一杯あって、今が遅咲きの青春(老春か?)真っ盛りの私に介護保険だとなめんじゃネー」と強がってはみたものの、確かに老化が徐々に忍び寄り身体が衰えているのは隠しようも無い事実だ。
明日、脳の血管がプツンと切れて、脳梗塞で半身不随になるやもしれぬ。明後日、心臓の血管がプツンと切れて、心筋梗塞であの世行かもしれない。世間の標準からみれば、私の年齢は介護の心配を本気で心配しなきゃいけない年代なのだろうか。
「身内に心配をかけたくない、そんなF様にご提案・・」とか、「300万円の一時金でF様が施設に入居できれば、身内は介護の辛さを味わう事もありません・・」などとパンフレットに書かれた文面を読むと、胸の奥がズキンと痛んでくる。
だけどこのメール、年寄りの弱みにつけ込んで、金を巻き上げようとするハイエナみたいな保険会社の企みにも思えてくる。こんなパンフレット、取りあえずブログのネタにした後はグシャと丸めて屑かご行きにしときます。