4月12日(月) 天気=晴れ
08:45精進湖県営駐車場➝ 09:00~05精進湖の大杉➝ 09:54~10:05女坂峠➝ 10:39~51三方分山➝ 11:00精進山➝ 11:25~32精進峠➝ 12:08~11根子峠➝ 12:21~13:04パノラマ台➝ 13:13根子峠➝ 13:48精進湖県営駐車場
各地の野山でツツジの開花便りが聞かれ、いよいよ春真っ盛りの季節です。コロナウィルス再急増の中、遠出するのは憚れるが日帰りハイキングならいいかという思いで、富士五湖の一つ精進湖の西に聳える三方分山に出掛けた。
朝6時頃我家を出発し圏央道~中央道を経由して8時半過ぎに精進湖畔の県営駐車場に着いた。湖畔からは精進湖越しに気高き富士が逆光の中に薄っすらと聳えていた。
精進湖畔の駐車場
準備を終えると車道をしばらく歩いて女坂峠の入口に向かう。峠の入口から北へ狭い車道を進むと左手に精進の大杉が在ったので立ち寄った。屋久島の縄文杉や羽黒山の爺杉にはチト劣るものの、中々立派な杉でした。
湖畔沿いに女坂峠入口へ
集落の狭い車道を進む
精進の大杉
集落を過ぎると車道から山道に変わる。この歴史のある古道だが、近年の大雨で沢筋はかなり荒れている。精進湖畔から約1時間で稜線の女坂峠に着いた。峠は疎林越しに展望も有り明るい雰囲気だ。
沢沿いの道
同 上
女坂峠
峠から三方分山に向かって樹林帯の尾根道を進む。尾根道は二か所ほど甲府盆地側に崩壊しており、そこは迂回して通過する。道はやがて急登に変わり、しばらく我慢の登りが続く。急登がだんだん緩やかになり、峠から35分ほどで三方分山に着いた。
峠から三方分山
尾根道の崩壊地点
山頂間近の尾根道
疎林に囲まれた山頂は樹林の隙間から精進湖と富士山が望めるが、あまり展望は良くない。でも雰囲気の良い場所だ。三方分山という山名の由来は、山頂から北へ向かう道があり、登山道の三差路となっているからなんだろうか?
三方分山山頂
山頂から眼下に精進湖と富士山
三方分山から南へ10分ほど進むと精進山のピーク、しかし山頂標識は無く、三角点標識がポツンとあるだけだ。精進山から精進峠に向かって急な降りが続く。このまま精進湖畔に降りてしまうのではと思った頃、精進峠に着いた。峠に標識は無く、鉄杭に巻かれたテープに小さく「精進峠」と記されていた。
精進山山頂
精進峠
精進峠から根子峠にかけての尾根道は、地図には現れぬ細かいアップダウンが多く、思ったより疲れる道だった。根子峠には精進湖畔からの遊歩道が合わさり、峠から歩き易い遊歩道を10分ほど歩いて、パノラマ台に着いた。
根子峠(右手の道が精進湖へ降る遊歩道
パノラマ台手前
名前の通りパノラマ台からは富士山や山中湖を除く富士五湖の眺めが素晴らしい。ベンチが置かれた場所では2組のパーティがランチを楽しんでいたので、我々もその横を陣取り、お湯を沸かしてランチタイムとした。
パノラマ台
パノラマ台から本栖湖と竜ケ岳(左)、雨ケ岳(右)
パノラマ台から精進湖(手前)と西湖、河口湖が小さく見える。
40分ほど休憩した後、山頂を後に下山する。根子峠から緩やかな遊歩度を精進湖に向かって降り、パノラマ台から40分ほどで精進湖畔の県営駐車場へ戻って来た。釣り人や行楽の人で湖畔は賑わっており、その上に雲を纏った富士山がでっかい姿で迎えてくれた。
遊歩道を精進湖へ降る
途中の木橋
パノラマ台入口
精進湖から富士山
駐車場へ戻ってきた。
車に乗ると精進湖トンネルを抜け甲府盆地に向かって走り、盆地を見下ろす市川三郷町の「みたまの湯」で登山の疲れと汗を流した。春の陽気に包まれて、楽しい山歩きができました。
みたまの湯
みたまの湯から甲府盆地方面