昨日は関東地方の一部に洪水警報が出るほどの雨だったが、私の住む埼玉では午前中に雨が止み、夕方には二重に見える程の鮮やかな虹が東の空にアーチをかけた。もしこれが東京オリンピックの前日だったら、翌日の朝刊に「開会式の門出を祝う虹色のアーチ」何て派手な見出しが出ただろう。
そんなオリンピックだが、開催前の一ヵ月前を切っても新型コロナ騒動で「開催するか中止か」の大騒ぎ、傍観者の立場で言えば、「うっせえワ、そんなのドッチだっていいよ」というのが本音ですな。
そんなコロナ騒動より、「何で猛暑の7月に東京でスポーツの祭典をやらなきゃいかんのだ。「やるなら涼しいスポーツの秋、10月辺りが常識だろ」と、IOC当事者の金欲に絡んだ邪悪な思惑が透けて見え、そっちの方に腹が立つ。
すっかりケチのついてしまった東京オリンピックですが、参加する選手の皆さんにはそんな事に関わり無く、本番でベストのパフォーマンスを発揮してもらいたいものです。
私だってもしチャンスがあれば生の試合を観戦してみたいし、感染(ココオヤジギャグです)が怖けりゃ家でおとなしくテレビを観ていたい。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」ってとこですね。
「コロナパンデミックの、2021東京オリンピックを見てきたんだよ」と、冥土へ行った時のよい土産話にもなりそうです。