7月25日(木)
関東地方の梅雨が明け、蒸し暑い夏本番がやって来た。先日の夕闇時に涼みがてらベランダへ出てみると東の夜空におぼろ月が浮かび、それが高圧電線塔の先端部とコラボして何だか巨大なキャンドルを見ているようだった。
「梅雨明け10日は天気が良い」何て気象言葉を何処かで聞いた気もするが、今年はどうもそんな気配は無く毎日午後になると一雨降ってくる。昨日も午前中のテニスを終え、暑さと疲れでヘトヘトになって我が家へ向かっていたら、晴天俄かに搔き曇り土砂降り雨と共に台風のような強風が吹き始めた。
凄まじい風で車はユサユサと揺れ、街路樹の小枝がバキバキとへし折れて吹っ飛んでいく。雷が爆撃のように鳴り響き身の危険を感じたので、近くのケーズデンキまで車を走らせ屋内駐車場でしばらく避難した。
小一時間もすると雨・風共に収まり、陽が差し始めたので我が家へ戻った。その夜のニュースによれば、坂戸市内で竜巻もどきの突風が発生したらしい。ひょっとしたら私の車は発生現場近くを通過した可能性もある。久しぶりに自然の怖さを体感しました。