９月１０日（水）
遺跡発掘作業二日目、今日も掘下げた溝の中に入り泥濘化した泥を外に排出する作業が続く。まるで泥んこ遊びをしてるようなもんで、そう思えば少しは面白い。・・・何て事は全く無く、単調な作業の連続に時間の経つのが非常に遅い。
賃金をいただくお仕事何て概して楽しいはずも無く。これも修行の一環と、没我の境地で作業に精をだす。あまり没我に浸り過ぎて、ヘルメットを後ろ前逆に被っていたのを「真面目にやってくださいよ。」と注意された。
そうして長いようで短い一日を終え、全身泥だらけになって我が家に戻ったのでした。「遺跡発掘作業」という言葉の響きから、やる前はもうちっとロマンのある優雅なお仕事と思っていたが、これでは完璧土木作業員だ。
９月９日（火）
遺跡発掘作業初日、いや～疲れました。今日はユンボが掘り下げた溝を整地し残土を排出する作業だったのだが、現場は元水田だった所なので、水が浸み出す泥濘地、投捨てる残土の重い事、重い事、陽射しも強かったからけっこうバテました。
でも作業自体はノルマがある訳でなし、作業員の殆どが中高年の男性なので、けっこう馴染んで和気藹々とノンビリやれました。＆こういう作業でもヴェテランと呼ばれる人が居るんですね。私よりかなり年配のそのＹさんから、残土の削り方等を作業の基本を教えてもらいました。
日本人にはこういう職人肌の人を尊ぶ風潮があり、又どこの職場にもそんな職人肌の人が居て、それが日本の産業を支え、強みとなっているような気がします。
作業を終えて我家へ戻る途中、コンビニに立寄り缶ビールを購入してグイッと一杯やった。いやあ、労働の後のビールはウメェーなあ。
アッそうそう、テニス全米オープンの錦織圭選手優勝出来なくて残念だったけどよく頑張りました。これで彼は歴史に名を遺す名選手になるでしょう。一寸心配なのはこれでテニスブームが盛上り、コートの予約が厳しくなるのではと危惧しています。
９月８日（月）
長年無職のプー太郎で過ごしていたが、明日からアルバイトに通う身となった。遊び呆けて家計が逼迫し、働くざるをえなくなったのかと思われるだろう。それは無きにしもあらずだが、実際はひょんな事からアルバイトの口が見つかった。
以前住んでいた団地で親しくお付合いしていたＫさんから「Ｆさん今度近くで遺跡発掘作業のアルバイトがあるけどやらないか。」と突然連絡が入ったのだ。
Ｋさんとは時々街中でお会いするので、彼が半ば趣味的に遺跡発掘のアルバイトをしているのは知っていた。面白そうなので軽い気持ちで「良い仕事があったら私にも紹介してくださいよ。」と常々お願いしていたのです。
請負会社の説明会へ行き、作業内容の説明を受けた。私の得意な単純肉体労働みたいだったので、応募する事にした。時給は９５０円で期間は約１年間、週に３～４日勤務する事にした。
今まで昼日中にジョギングやウォーキングで街中を徘徊し、同じマンションの奥様方から「あそこの御主人昼間からウロウロしてるけど、一体何してんでしょうね。」と陰口を叩かれなくても済みそうだ。
当面の目標だった日本三百名山登頂は遠のきそうだが、これは人生の余興みたいなものだから別にどうって事は無い。それより長年遊び呆けて怠け癖がついているので長続きするか心配だ。あとは腰痛の再発もちょっと気になる。まあ気楽な気持ちで頑張ってみましょう。
９月７日（日）
凄い凄い、錦織圭のテニス全米オープン決勝進出、いよいよ優勝が現実味を帯びてきた。Ｗ杯サッカーよりこっちの方が断然興奮するなあ。火曜日の決勝戦が楽しみだ。
ところで昨夕、我家から程近い最寄駅の方より威勢のよい音楽が流れていたので出掛けてみると、駅前広場でダンスフェスティバルが催されていた。名付けて「第７回ダンス祭り」若者を中心に沿線のグループが多数集い、パフォーマンスを繰広げていた。
ところが生憎な事に埼玉地方は「大雨警報」が発令中で時折ザッと強い雨が降るような空模様、そんな悪天候に負けじと踊る子供も混じえた踊り手達の熱の籠った演技に、見物の人々も暖かい拍手で応えていた。
「〇〇よさこい祭り」や「△△阿波踊り」等、最近はアチコチでそんな踊りのお祭りが開催されているような気がする。学校教育のカリキュラムにも取り入れられたそうだし、踊りがブームになっているのだろうか。
ダンスセンス皆無の私はもっぱら見る阿呆だが、阿呆になって一生懸命踊る姿は見ているだけでも共感を呼ぶ。この若い踊り手達の中から未来の「エグザイル」や「ＡＫＢ４８」のスターが誕生し、郷土の名を高めてくれぬものかと思いながら見物した。
９月６日（土）
一日本人として又テニスを愛好する者として全米オープンでの錦織圭の活躍は嬉しい限りです。私が通うテニス同好会でも、やれ圭のスイングがどうのスタンスがこうのと喧々諤々、もっぱらその話題で盛り上がっている。
テレビで観た彼のイメージを頭に焼付け、錦織圭になった気分でプレーに臨んでも、彼のスペシャルボデイとこちとらのアチコチガタがきた老体では、身体と運動神経があまりにも違い過ぎ、悲しいかな相変わらずのヘボテニス。
そんなヘボテニスでも、時折まぐれでノータッチエースやサーブ＆ボレー決まる事もあり、まんざら俺も捨てたもんじゃないと勘違いしてしまうのだけれど、まあそれがあるからテニスを続けていられるんだろう。
明日が全米オープンの準決勝、ここまで来たら日本人プレイヤーの優勝シーンを見てみたい。頑張れ錦織圭。
９月４日（木）
大阪マラソンを申し込んだ事でもあり登山の疲れも癒えてきたので、久し振りに街中へジョギングに出掛けた。とある電器販売店に差しかかった時、ウインドウに往来を映し出すカメラとディスプレイがあるのに気付いた。当然私の走る姿も映っていたので、二三度カメラの前を行き来して我がランニングフォームをチェックしてみた。
そこに映し出されたのは、チョコマカと歩幅が狭く脚を引きずるような典型的老人ランナーの姿、過ってのバネを効かせたダイナミックなフォームは一体何処へ行ってしまったのか。
我が身の凋落に意気消沈、これじゃフルマラソン完走なんておぼつかないなあと悲観的になった。でもせっかくのチャンスだから挑戦したい気持ちは失せていない。もうしばらく頑張ってみよう。
９月３日（水）
我家から歩いて数分の所にあるショッピングモールは、暇つぶしに毎日のように訪れるので度々ブログに載せているが、前回のブログで「空き店舗２軒のうち１軒に「ユニクロ」が入居する事になった。あと残り１軒も何処でもいいから入居して空き店舗０になって欲しい。」と書いた。
その私の切なる願いが通じたのか、全国に靴ショップを展開する「ＡＢＣマート」がそこへ入居するようだ。私が望んだアウトドアショップじゃ無くて、又靴屋かよと残念な気持ちも僅かにあるが、取りあえず空き店舗が０になりメデタシメデタシである。
私はこのショッピングモールを運営する会社の株主でも無ければ関係者でも無いから応援する義理は無いけれど、街の中核商業施設なのでオラが街の発展の為、一小市民として益々の発展を祈っておるのです。
９月２日（火）
北アルプス登山から帰宅して三日目、まだ何となく身体が重い。若い頃は４～５日重い幕営装備担いで歩いてもヘッチャラだったのに、たかが２泊の小屋泊りでこの体たらく、寄る年波だなあと溜息が出る。
ところで話変わって、以前「死亡保険の掛け金が何故そんなに安いのか。」とブログに載せた事があるが、その件ですぐに私の山の先輩でありブログの師匠でもある Ｉ さんからメールが届いた。
長文なので要約すると、「Ｆ君それはね、保健は１年毎に契約更新（これが重要な事）するんだよ。だから契約更新ごとに掛け金が変わる。（アップする。）又都合が悪ければ保険会社は契約続行を断る事ができる。このようなカラクリで保険会社は損をしないようにできてるのさ。」
そうだったのか都合の悪いのは知らんぷりで誇大宣伝もいいところ、大手町や丸の内に大本社ビルを構える超一流企業のくせに何て姑息な商売をやるのだ。文句を言えばきっとこう答えるのだろう。「ちゃんと契約書に明記されてますよ。」そうそれは長々と書かれた契約条項の中の極めて目立たぬ片隅に、小さく難解に且つ偽装されたように書かれているのだろう。
しかしヤリ口が判ったからにゃ、もうその手は桑名のハマグリよ。（その手は喰わないぞという意味です。） Ｉ さんも申してました。「世の中、うまい話は転がっていないんだよ。」と、私のようにそそっかしい皆さん保険屋さんの甘言には気を付けましょうネ。
９月１日（月）
メールやネット通販、写真の保存、年賀状作成、天気予報、電車時刻表、ブログ作成他エト・セトラ、今やパソコンは日常生活を送る上で欠かせない必須アイテムとなった。
そのパソコンだけど毎日のように使ってるにも拘わらず、未だに正体不明と言うか得体の知れないところがあり、時々ご主人である私を困惑させる。
その一つとして少し前から、突然ディスプレイに下記の写真のようなメッセージが現れるようになった。内容は次のとおり。
「重要なメッセージ（ＰＣのパフォーマンスが低下しています）｛今すぐ修復｝Microsoft Partner」
購入して３年にもならぬのに、もう性能が低下しているのであろうか。事実ならお知らせに従いダウンロードしなければと思うが、ひょっとしてウイルス感染ソフトだったら大変と中々決断がつかないでいる。「クリックをすべきか否か」悩むところである。どなたかご教示頂ければ幸いです。
