7月30日(金)
先日受けた胃カメラ検査が「異常無し」という結果で、ホッとした気分で世田谷区の病院を出たが我が家へ戻るには時間が早い。折角都内へ来たのだからオリンピックの雰囲気を味わおうと、お台場に設置されたオリンピック聖火台を見に行く事にした。
渋谷駅から臨海線に乗って、僅か18分でお台場の東京テレポート駅へ着いた。いつもながら東京の交通アクセスの至便さは素晴らしい。ホームから路上へ出ると、周囲の風景は見知らぬ近未来都市を訪れたようだ。小雨が降ってきたので傘を差して大観覧車を右手に見ながら歩いて行くと、やがて聖火台がある夢の大橋へ着いた。
東京テレポート駅前(左端のビルが球体ビルのフジテレビ本社)
聖火台は柵に囲まれて橋の中央に在った。周囲を警察官や警備員の人達が囲んで警戒している。撮影しようとカメラを構えたら「立ち止らないで下さい。」とすかさず注意された。
夢の大橋のオリンピック聖火台(聖火台の傍にいる人達はマスコミ関係者か?)
聖火台を囲む柵と警備員
「見せる為に作ったんでしょうが」と嫌味の一つも言い返したかったが、苦労している現場の人に文句を言っても仕方が無い。警備の目の手薄な所でパチリと撮って聖火台を後にした。
少し離れた有明側から見る聖火台
国際展示場駅傍の花広場に展示されたオリンピックマスコットキャラクター
天気が悪かったせいもあるだろうが、ここを訪れる見物の人は意外に少ない。それよりもオリンピックボランティアのユニフォームを着た人の姿がやけに目立っている。それも所在無げで暇そうだ。オリンピックが無観客試合となった事で、ボランティアの需要が減って多数の余剰人員が生じたのではないだろうか。
そんな現状を考えると、ボランティア辞退者が続出した森さんの「女性が会議に・・」発言は、ボランティア削減には大きく寄与して、森前会長の唯一にして最大の功績だったと言えるかも知れない。