透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

雪のない冬の夕暮れ

2021-12-08 20:23:57 | 日記

晴れ。最低気温−1.7℃、最高気温4.7℃。

習い事の帰りに森林公園へ立ち寄ってきました。

その後、ロイズへ。シュトーレン等を購入してお店を出た瞬間、きれいな夕焼けが目に飛び込んできました。

我家に戻る車の助手席から、赤く染まっていく空に向けてシャッターを押し続けること十数分。久しぶりに飽きるまで綺麗な夕焼けを見ることが出来ました。

こういう時間もまた、写真家の星野道夫氏の言葉を借りれば、「人間の日々の営みと並行して」流れる「もうひとつの時間」なのかもしれません。

これは、星野氏が綴った「ワスレナグサ」の次の一節からの言葉です。なるほどと思い、心惹かれて、頭の片隅から離れずにいたものでした。

何も生み出すことのない、ただ流れてゆく時を、大切にしたい。あわただしい、人間の日々の営みと並行して、もうひとつの時間が流れていることを、いつも心のどこかで感じていたい。

さて、師走も明日は9日目です。明日が、皆様にとって良い日となりますように・・・。

コメント
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