透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

積雪の朝

2021-12-23 20:06:21 | 日記

曇り時々雪のち晴れ。最低気温−13.3℃、最高気温−1.5℃。

結構な積雪の朝となりました。しかも真冬日。

午前中に、新札幌へ。クリスマスツリーが飾られ、街は明るい雰囲気でした。

さて、今日の「新北のうた暦」の掲句ですが、凛として、清らかという印象を持ちました。凍てつく空に銀河を見たのはいつだったでしょうか。記憶の中でですが、それはたとえようもなく綺麗でした。

そして、コラム「今日の話題」についてです。北海道ではおおむね寒さと銀世界の中で迎える新年。それゆえに、「冬なのに初春」ってどういうこと?と頭の中が混乱することになります。しかもただの冬ではなく真冬なのにとダメ押しをして問いただしたくもなるのですが、暦の上でのことと割り切ってきました。北海道と本州の間には大きな季節のズレがあるので、割り切れないところは想像力で何とか納得させてきた気がします。

また、コラムでは大晦日から新年に至るまでの所作についてこまごまと綴られていました。今とは異なる意味での年男は一家を支える「一家の長」だったそうで、その年男なる人物が一人で正月行事の一切を担ったというのです。極寒の氷が張った川を割って若水を汲むなど、大変な役目だったことを知りました。「時代の移り変わりも、ものぐさの身にはありがたい。」と筆者が締めくくっていますが、私も同感です。

大晦日も近づいてきました。師走24日目の明日が、皆様にとって良い日となりますように。

コメント
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