透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「第二の人生輝く」のコラム

2021-12-13 19:14:17 | 日記

晴れ時々雪。最低気温−3.9℃、最高気温0.4℃。

7:09 東の空

15:25 西の空

16:45 

 日中も雪がぱらつく天候で、夜になっても路面は白いままです。根雪となるのも時間の問題かと。

 さて、今日の話題というコラムは「第二の人生輝く」と題しての一文でした。札幌市に住む山崎敏則氏(63)は、2年前に定年退職後、再び母校である札幌大学の科目履修生となり、論文を書き上げました。その論文が、根室市歴史と自然の資料館の紀要に掲載されたとのこと。

 学びを深めるために再び母校の大学で研究を続けたことも、論文にまとめ上げたことも素晴しいと思いました。

 さらに、その論文の内容が漂流民の大黒屋光太夫らを日本へ送り届けたラクスマンを取り上げていたことに興味をそそられました。以前、大黒屋光太夫の波乱に満ちた生涯をテーマにした人形劇を見たことがあったからです。

 山崎氏はラクスマンの目的は日本との通商を結ぶことにあったという定説を、階級という視点から「人道的見地」による漂流民の送還と結論づけたとありました。ラクスマンの中尉という階級は、後から来日したプチャーチンらの将官級と比べるとかなり低いことから導き出されたと。

 先日の人形劇中のラクスマンを思い浮かべると、かなり良い人に描かれていたので、「人道的見地」からとの結論に勝手ながらホッとしました。

 

明日は師走14日目。皆様にとって明日も良い一日となりますように。

コメント
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