sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

遅い春

2008-03-29 10:30:39 | 布野ダッシュ村の四季
 昨日ニュースでは東京ではもう桜が見ごろになった報じてましたがここ布野ではまだ桜は花芽も見えません、しかし見てください布野ダッシュ村の田んぼの土手に蕗の薹がでてましたしかも もう花が咲いてます。

 もう食べ時はすぎてますが手にとると独特のいい香りがします、蕗の薹の食べごろは例年2月中旬から3月上旬のころです、雪が解け出したころ土手の斜面の雪をスコップで40センチくらい掘ってやると蕗の芽が元気に出てきます。

 蕗の薹の食べ方は色々あるのでしょうが私の好きなのは味噌和えとテンプラですどちらも独特の香りと苦味が春を感じさせます、味噌和えといえばここ布野の特産品として道の駅「夢ランド布野」で地元の方が作られ販売されてますので是非 布野の春を味わってみてください。

 ここ布野ダッシュ村の遅い春は4月中下旬に一斉にやってきます、桜が咲くのと同時につくしが顔をだし、つくしが消える前にはゼンマイやワラビが一斉に伸びてきます、沿岸部では3月中旬くらいからつくし 桜 ワラビ、ゼンマイと順番がある春ですが・・・・・

 北海道・東北等では「短い夏」といいますがここ布野ダッシュ村では「短い春」といったところでしょうか、この「短い春」は4月下旬から5月上旬のタラの芽がでたころから山々が萌黄色にかわり布野の春となります。

 布野の春一番の大仕事はどちらの家も田植えです ほぼ連休前か連休の前半には田植えが終わるようです、(ちなみにわが布野ダッシュ村はお米は作っていません)田植えそのものは機械化されてますが朝早くからの共同作業で大変です、田植えが終われば「泥おとし」と続きますがこの辺りについては別途その時期に紹介したいと思ってます。  

 では また     追 本日朝6時の気温 外0度 室内5度でした