山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

菩提寺山 4月の花☆コシノチャルメルソウ・アズマシロガネソウ・ユリワサビ

2014-04-20 | 〇新潟の里山
弥彦山では
まだ見ていない
『雪国植物園の花☆三百選』に
載っている花を求めて
菩提寺山に来ました。
小川の脇で
ネコノメソウに混じって咲く
コシノチャルメルソウ
ユキノシタ科の多年草

新潟県が分布の中心で
富山県・山形県にも分布し
林内の湿地に生える
果実が淡い桃色でラッパ状に開き
チャルメラの形に似ている
赤いひげのようなものが花です
一番下の花はもう
チャルメラの形になっています

この旅の目的の花
アズマシロガネソウ
キンポウゲ科の多年草

秋田県から福井県の日本海側に分布する
花の高さは10cmくらいですが
斜面のちょうど目の高さに
生えているものが
薄日が差してきれいでした。

暗い道の脇に
群生して咲いているところもあり
妖精が集まって
見上げているようで
幻想的な雰囲気でした。
ユリワサビ
アブラナ科の多年草
北海道から九州に分布し
湿った林内の斜面や沢に生える

根はわさびのように大きくならないが
食用となり辛味がある
弥彦山で見た
同じアブラナ科の
オオバタネツケバナに似た花ですが
葉の形はわさびに似ています。

弥彦山から
そんなに離れていないのですが
たくさん咲いている季節の花を
見るという楽しみが
増えました。
お土産に
石油の里の物産館で
アクリルでできたカタクリの花を
買いました。花は
本物のカタクリと同じ くらいの 大きさです。

教室に飾ることにします。
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