前回入りきらなかった弥彦山
6月中旬の白い花を含め
その後の花をまとめてみました。
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行く度に
見たことのない花や
もっときれいに撮って欲しいという花などが
出迎えてくれます。
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ギンリョウソウ(銀竜草)
イチヤクソウ科の多年草
腐生植物
東アジアの温帯に広く分布する
山地の暗い林下に数本ずつ生える
根の他は全草が白色であるが
乾燥すると黒くなる
葉のつき方が竜の鱗のようで
体全体が白いためこの名がついた
別名ユウレイタケ
<腐生植物>
葉緑素を持たないため
死んだ生物や排泄物から
必要な有機物を受けている植物のこと
弥彦山のユウレイタケは
奥ゆかしいのか
1本立ちしていました。
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ヤマボウシ
ミズキ科の落葉高木
日本各地で普通に見られる
花序全体を4枚の大きな白色の包葉が包み
これが花弁のようにみえる
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ギボウシ
ユリ科の多年草
東アジア特産であるが
150年くらい前から
ヨーロッパでも栽培されている
若い花序の形が欄干のギボシに似ることから
この名がついた
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ツルアリドオシ
アカネ科の常緑多年草
東アジアに分布し
日本では各地の山地の木陰に生える
花は2個ずつ並んで咲く
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ドクダミ
ドクダミ科の多年草
アジアに広く分布し
日本でも本州・四国・九州で普通に見られる
花びらに見えるのは総苞である
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ホオズキ
ナス科の多年草
アジア東部に広く分布し
日本でも山地にまれに生えるが
通常は観賞用として人家に栽培される
誰かが遊んだ名残でしょうか?
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シモツケ
バラ科の落葉低木
アジア東部に分布する
日本では各地の山地に自生する
栃木県で最初に見つけられたため
下野の名がついた
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<虫>
大量発生のため
注意報発令中
end