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こんにゃくとは
縁が深く
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山形県にも独特の
こんにゃくカルチャーがある
と聞き
まだ雪が残る3月に
食べに行ってきました。
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おしんの映画化が決まり
山形は
盛り上がっていると思いますが
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ついでに
テレビドラマで使われた
おしんの生家があると聞き
寄り道をしました。
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山形県中山町の
まだ雪が残る林のなかに
ぽつりと建っていました。
車道からは
人がひとり歩ける程度の雪の道を
数百メートル歩きます。
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中に入ると
ドラマを撮影していた頃の空気が
まだ残っていて
物音もなく
冬の雪国の厳しさを強く感じさせられました。
暖房器具が
囲炉裏だけでは
朝起きるとき大変だったでしょう。
http://www.town.nakayama.yamagata.jp/kankoukyoukai/miru/photo/oshin01.jpg
http://www.town.nakayama.yamagata.jp/kankoukyoukai/miru/photo/oshin02.jpg
(中山町観光協会HPより)
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現在は
かやぶき屋根が大雪で倒壊したため
庄内映画村に解体搬送され
オープンセットに
移築再現されるようです。
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さて
こんにゃく会席の出番です。
場所は
山形県上ノ山市にある
こんにゃく番所
というお店です。
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駐車場は大型バスが
何台も止められる広さで
道の駅くらいの規模があり
いきなり圧倒されます。
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昔の番所を思わせる長い板塀に
お寺のような門構えの入り口が
別世界へと導きます。
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料金が一番高いといっても
こんにゃくですから
二人以上で予約すると
離れになった建物の
ふすまで仕切られた個室に通されます。
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食前酒と先付
すべてが
こんにゃくでできている訳ではなく
本物の食材と組み合わせて
楽しむ料理のようです。
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揚げ物
窓の外はまだ冬ですが
彩りも鮮やかで
早春にふさわしいものでした
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魚
懐かしいような味付けです
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肉
濃厚なソースで
インパクトがありました。
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お店の一番のお勧めは
たぶん
お造り(刺身)だと思います。
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伊勢海老に見立てた
一皿は
噛んだときの食感
口に広がるうまみ
のど越しの香り
すべてが満足のできばえでした。
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だまされる快感
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写真の料理は
数年前のものですので
興味をもたれた方は
ぜひ
現地でご堪能ください。
今の料理は
更に精進された
華やかさが加わっているようです。
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こんにゃく番所のHP
http://www.tannokonnyaku.co.jp/index.php
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庄内映画村のHP
http://www.s-eigamura.jp/index.html
end
この1週間は
1月の新潟とは思えない
穏やかな日が続きました。
<弥彦山から見た佐渡島>
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のっぺとは
新潟県の郷土料理で
小さく角切りにした里芋を主とし、
ニンジン、ゴボウ、油揚げ、貝柱、銀杏、筍等を加えた煮物で
冷たい状態で食べても、温めてもよい料理です。
鶏肉やイクラを入れる地方があったり
サトイモによって「とろみ」が自然につきますが
さらに片栗粉を入れる地方など
家庭料理なので食材は様々です。
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我が家で必ず入れるのは
里芋と貝柱と椎茸くらいで
後はそのときあるものを使います。
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今回は
焼きあごだしに
味を変えてみました。
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私には
長岡では有名なラーメン店の
いち井さんの塩ラーメンが
焼きアゴだしで
最初に思い出される食べ物です。
そのラーメンには
動物系のスープも使っている
と思いますが
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取り合えず
家にあった顆粒のスープの素で
挑戦しました。
かね七の
焼きあごだし
4g×10本で140円
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2本入れたら台所が
鍋からあがる魚介系の香ばしい匂いに
包まれました。
後は
塩コショウで味を調えて
完成です。
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想像した以上に
魚介香る素材を生かした
煮物になりました。
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おまけ
弥彦山から見た
日本海の上昇気流
佐渡の山を超えてきた風が
日本海の海面とぶつかり
雲になって
越後平野に過剰な水分を運んできます。
end