山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

穂高岳のネガもう1本発見☆昭和35年8月の旅

2020-08-17 | 昭和時代の記録

新型コロナウィルスが治まらず

県外への遠征は感染リスクが高く

まだ山旅は自粛して

写真の整理を始めたら

穂高岳と書かれたブローニーのネガを

もう1本見つけたので

写真を4枚、追加で掲載します。

このネガで一番大変なのは

表か裏かの判断がむずかしいこと。

行ったことがない場所は

ネガが裏返っていても違和感がないので

ネットで確認するのですが

なかなか同じ構図に出会えません。

雪渓を登る登山者の遠景①

2人組も見えますが

5~8人くらいのパーティーが多いようです。

雪渓を登る登山者の遠景②

思い思いのピークを目指し

広い雪渓に列をなして進んでいく

遠くから眺めても

登山者の高ぶる気持ちは見えません。

前穂から望む

ザイテングラートと槍ヶ岳

山は遠くにあれば

今と変わらぬ姿です。

ただ、8月にしては

今より雪が多いかもしれません。

吊尾根

左に見える耳のようなピークのひとつは

ジャンダルムでしょうか?

end


西穂山荘~西穂独標@昭和37年7月の旅

2020-08-07 | 昭和時代の記録

西穂山荘までの写真はありません。

昭和33年11月と

ほぼ同じルートではないかと

思われます。

夏山として追体験をしたかった

のではないかと想像しました。

西穂山荘?

人物は切り絵になってもらいました。

布団を干すほどの

いい天気に恵まれたようです。

左下の看板の字は

つぶれて読めませんでした。

西穂山荘という根拠の看板ですが

西穂山荘と西穂高岳の間は

標準時間で3時間ほどかかりますので

これは西穂独標に向かう途中にあった

標柱かもしれません。

花は咲いていませんが

コバイケイソウの大群落です。

何枚かの写真があり

所々で人々が腰を下ろして

休んでいました。

焼岳方向を見下ろす。

疑似パノラマで

西穂丸山を見上げて

西穂独標・ピラミッドピークなどに

展望台でみとれる人々

最後は

西穂独標から見た

穂高岳の全貌。

左端に何人かの登山者が見えます。

荒々しくも神々しい稜線は

今も変わらぬあこがれの山です。

end


大正池~明神橋@昭和37年7月の旅

2020-08-05 | 昭和時代の記録

新型コロナウィルスの第2波が

全国に広まり、なかなか

山に出かける勇気がありません。

昭和の旅のつづきをご覧ください。

このブローニーのカメラは

単焦点レンズですので

画角が限定されます。

気が利いている

パノラマ用の取り方をしたネガが

いくつかありましたので

前回の補足として

今ではそんなに難しくない

2連の写真をパノラマにして

いくつか紹介します。

穂高岳の形状から

大正池付近での撮影ではないかと

思われます。

登場人物にはサングラスを

かけてもらいました。

岸辺に、木船がありますが

何のために使っていたのか

調べてもわかりませんでした。

写真左下の建物の屋根は

徳沢園のものに似ていますが

山の形から

現在のバスターミナル付近だと

思います。

明神橋と明神岳。

西穂山荘につづく