山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

山頂から見えた山々@瑞牆山☆日本百名山№39

2017-06-30 | 39瑞牆山(春)
足元の岩峰と
緑濃き山林の向こうに
まだ雪の残る高峰が並んでいます。


南東~南は
金峰山と富士山

南西には
南アルプス

西に
中央アルプス

北西に
八ヶ岳

八ヶ岳の奥に
北アルプスの後立山連峰

そして北に
浅間山

写真に名前を入れた日本百名山16
+3座(金峰山・富士山・浅間山)
写真はないけれど、+2座(妙高山・火打山)
登山客が少なく静かな
ほぼ無風の山頂で
爽やかな満足感を味わいました。
end

大やすり岩~山頂@瑞牆山☆日本百名山№39

2017-06-29 | 39瑞牆山(春)
大やすり岩から上も
登山道にある大きな岩を乗り越えて
いくつかの鎖がありますが
回避して上ることもできます。
大やすり岩の根元から
てっぺんと同じ高さになるまで15分。

*


この後すぐ
不動滝からの道と合流します。

残り山頂まで10分と表示されていました。

ロープ

ハシゴ

順番にアトラクションを楽しんで
山頂へ



まだ朝早い時間のこの日は
雲にさえぎられることもなく
大パノラマが待っていました。

いつものように、ゆっくりと
ほぼ休むことなく上りきりました。
上り=215
下り=200
(下りは富士見平での休憩含む)
この日の歩数:19301
最終回
山頂から見える山々へ
つづく

富士見平~大やすり岩@瑞牆山☆日本百名山№39

2017-06-25 | 39瑞牆山(春)
富士見平小屋から
瑞牆山に向う道はすぐに下りとなります。

*
朝日が
枝の間から覗く山頂をオレンジ色に染めます。

残念ながら
写真は見たままの色になりませんでした。
帰りに撮った写真には、山頂に
蟻のような人影が2、3人写っていました。

富士見平から25分ほど下った
天鳥川が登山道の一番低い所です。

そのすぐ先に
名物の桃太郎岩があります。

花崗岩の巨石がぱっくり2つに割れていて
割れ目が広がらないように
つっかえ棒がたくさんあり
愉快です。
この辺りから
アズマシャクナゲがたくさん咲いていて
甘い香りまではしませんでしたが
所々で写真を撮りながら
一息をつきます。

その他に
1本だけ咲いていた
鮮やかなミツバツツジの花

マルバキスミレも
頑張って咲いていました。

上るにつれて大きな岩が連続し

*

*

下りでは、上りで通らなかった
人ひとりがやっと通れる穴もありました。

今年初めての富士山が見えると

巨岩の大やすり岩を
真下から見上げます。

天鳥川の河原から45分。
全身で登ることを
堪能できる山に間違いありません。
つづく

瑞牆山荘~春蝉~富士見平小屋@瑞牆山☆日本百名山№39

2017-06-24 | 39瑞牆山(春)
瑞牆山への登山口=瑞牆山荘
へは舗装道路の道です。
外観は山小屋という感じはありません。

おかげで、入りにくくて、帰りに
ソフトクリームを食べ損ねてしまいました。

登山口付近に広がるミズナラの純林は
まだ、新緑がまぶしく

ハルゼミのフルオーケストラを
聞くことができました。
落ち葉の堆積した土を踏みしめ
所々にある大きな花崗岩の岩を眺め

林道を横切り、

階段を上ります。
25分くらいでベンチがあり
右に大きく曲がります。
帰りに、樹の枝の間を探したら、何とか、
山頂が見えました。


階段以外の登山道は幅があり
すれ違いが容易にできます。

水場を左に分けて
40分で富士見平小屋に到着です。


帰りの富士見平小屋で
草取りをしていた女性(おかみさん?)に
クリンソウは植えたんですかと聞くと

そうです。
以前はもっと色んな花があったが
鹿の食害で、
毒のあるクリンソウだけが残ったとのこと。
1株だけ残った白いクリンソウは
とても珍しいのだそうです。

つづく

?@日本百名山№39

2017-06-18 | 39瑞牆山(春)
急に休みになるのも仕事の内で、
梅雨の間でしたが、天気もよさそうなので
ちょっと出かけました。
長岡から高速道路にのって
北陸自動車道と上信越自動車道
初めて通りました
中部横断自動車道(無料)
佐久南インターで下り
国道141号線を
JR小海線に沿って南下
川上村付近にて
初めて目的地が見えましたw。

川上村は人口約5000人、
高原野菜(レタス・キャベツ等)の名産地です。
ここまで土地を整備し、必要な農機具を揃えるまで
農家の努力が報われて
すばらしい風景になりました。

ただ、
本当かどうか、今がどうなのかわかりませんが
労働力が不足して、
外国人労働者との問題が発生したようです。

瑞牆山
神の宮居の玉垣の山(日本百名山より)
パソコンで変換しても通常では出てきません。

大やすり岩を従えた瑞牆山は
遠くからでも目立ちます。
深田久弥さんの
日本百名山より
かつて千曲川の上流から信州峠を超えて甲州へ抜けた時、
その途中から見た奇岩乱立の瑞牆山の印象が深く残っていた。
おそらくその途中からの眺め、すなわち釜瀬川上流の黒森部落からの眺めが、
瑞牆山の最も立派で美しい姿であろう。
黒森からの風景は
送電線と鉄塔が趣きを損ねてしまいましたが

瑞牆山の山頂が近く
金峰山に続く稜線が奥行きを増しています。
つづく