室堂の宿泊受付は
午後1時からのため
外のテーブルで昼食をとり
荷物をデポして、御前峰を目指します。
カメラとレンズが重いため
あまり軽くなった印象はありませんが
30分の休憩で
10:50・室堂を出発。
∨
登山道は正面の奥宮の屋根に向って
ほぼ直登です。

*

疲れて足が重いので
標準時間40分のところ
50分かかって
御前峰に到着しました。

*

*
南西にある室堂と南側の眺め
南西にある室堂と南側の眺め

どこまでも裾野を広げています。
写真の左側をトリミングしてみると
南竜ケ馬場から油坂ノ頭に至る
ジグザグの登山道が見え
地図には危険のマークがありました。

別山へのルートの一つです。
厳しい上りがあるようです。
*
北側には
荒々しい剣ヶ峰と
柔らかな大汝峰(おおなんじがみね)に挟まれた
紺屋ヶ池

その奥は能登半島ですが
この日はよく判別できませんでした。
早朝か、もっと気温が下がって
季節が進まないと難しいのかもしれません。
∨
室堂にまっすぐ戻る方が多いようですが
時間は少しかかるけれど
ほぼ下るだけみたいなので
お池めぐりコースに下ります。
紺屋ヶ池まで20分でした。
火口側から見上げるピークは
3つになり
左から、御前峰・天柱石・御宝庫です。

∨
剣ヶ峰と御前峰

お池めぐりは山をバックに
紺屋ヶ池with大汝峰

*
翠ヶ池with三方崩山

*
血の池with剣ヶ峰

*
五色池with大汝峰

*
千蛇ヶ池

この日見た唯一の雪
∨
∨
深田久弥さんの日本百名山より
*
仰いで美しいばかりでなく、登っても美しい山である。
匐松(はいまつ)と高山植物に覆われた頂上には幾つかの旧火口があって、
そこには紺青の水が湛えられ、それに配する雪渓や岩の布置が、
天然の庭園のような趣きである。。
しかも夏期登山者で賑わう頂上付近を少し外れると、
原始のままの静かな気持ちのいい場所が、ほとんど汚されずに残っている。
∨
室堂からの下山につづく