山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

9月末の花百選と宇宙 四阿山 日本百名山№20

2012-10-13 | 20四阿山(秋)
菅平牧場で
ソフトクリームと一緒に買った
花百選
四阿山に咲く花の中から
100種類を選んで
写真で紹介しています。

花の名前を調べるのは時間がかかるので
こういうものがあると
うれしいですね。
値段も100円でリーズナブル。
マツムシソウ
マツムシソウ科の日本独特の越年草
日本各地の日当たりのよいところに生える
マツムシが鳴く頃花が咲く

エゾオヤマリンドウ
リンドウ科の多年草
北海道から本州中部に分布する

シラタマノキ
ツツジ科の常緑小低木
本州中部から北海道にかけて
高山の乾燥地に分布する
アカモノに対してシロモノとも呼ばれる  

ミネウスユキソウ
キク科ウスユキソウ属
本州中部の高山に分布している  

ハクサンフウロ
フウロ科の多年草
本州中部・北部の高山の
日当たりのよい草地に
しばしば群落をつくって生える  

ハコネトリカブト
キンポウゲ科トリカブト属
ヤマトリカブトより小さく
花が密集して咲く

9月末でも
6種が観察できました。
花の季節はどんなにたくさんの
花が咲き乱れるのでしょう。
母校の関連施設が
菅平高原にあるのは
知っていました。
四阿山に行くときは
必ず寄ろうと決めていました。
空に向かうアンテナ  

宇宙からの電波を
受信している?
宇宙・暗黒☆浮遊感
子供の頃の記憶がよみがえります。
菅平高原の思い出に
田んぼ(空き地?)から
四阿山と根子岳の遠景

遠くから見ても名山ですね
end

東屋の屋根に登ったような 四阿山 日本百名山№20

2012-10-10 | 20四阿山(秋)
ほとんど山頂の大休止で
おにぎりをほおばって
落ち着いたので、荷物を置いて
山頂を探検してきました。
四阿山の山頂は
40人の団体さんで
身動きができない状態でした。

それが
山頂でもない小さな広場に
人が休んでいた理由でした。

山頂からの展望
根子岳(北西)

根子岳越しの
妙高山と火打山のシルエット (北西)

横手山・草津白根山・万座スキーリゾート(北)

浅間山(南)

大パノラマを満喫して
下ります。
根子岳分岐を右折すると
登ってきた団体さんが大休止しています。
そうとう疲れているようです。
すぐに理由がわかりました。
林の中を下る急斜面  

ここを登ってきたのですから
アゴが出る訳です。
何人かを追い越して
鞍部についたのが20分後

幸い脚はまだ動くようです。
ここから見る根子岳は
穏やかな表情です。
 
なっちゃんカンバだったと思う
表札のついた
この草原唯一のダケカンバ

しかし
ここからの登りは心臓にきました。
メールが来たので
途中の岩場で中休止します。

四阿山

何人かの若者に追い越されて
あと少しの登りに
20分もかかってしまいました。
根子岳の山頂
手前の崖  


山頂で
休んでいたご夫婦が
前来たときはどうだとかいう
話題が気になり
何回も登っている人かと声をかけると
まだ2回目で
1回目は2週間前だとのこと。
前回は峰の原高原から登り
根子岳で雷のため
四阿山をあきらめたので
再チャレンジだそうです。
2週間前はリンドウが満開で
登山道は真っ青だったと
情報をいただき、下山開始。
花が咲いていれば
ゆっくり下りるのですが
ほとんど枯れ尾花状態だったので
フルスピードで下山。
菅平牧場まで1時間でした。
お約束のソフトクリーム
さっぱりしてgood  

花の百名山・根子岳
花の時期に再チャレンジ
したいものです。
本日の歩数:20001歩
高低差はないが
歩行距離は満点です。
end
花だけをまとめて
後日
おまけを書く予定です。
see you again

ロックガーデンが続く尾根 四阿山 日本百名山№20

2012-10-08 | 20四阿山(秋)
登山口から1時間の
小四阿からは視界が開けた
尾根道になります。
これから進む道や

左手には
双子のように寄り添う
根子岳が大きく見えます。

針葉樹が少ないため
牧場のように見えます。
足元は
ロックガーデンのように
岩場に花が咲いていました。
季節がよければ
もっと華やかだったのでしょう。

*

*

*

振り返ると
小四阿が小さくなりました。
雲の上は日本アルプスです。

前方に
岩の塊がコブ状になっています。

中四阿です。
迂回することもできますが
道がはっきりしないため
前の人に習ってまっすぐ進んだので
岩の上に出てしまいました。
ここまで小四阿から40分です。
(振り返って)

深田久弥さんは
日本百名山に
四阿山に冬登ったと書いてあります。
スキーの裏に何か貼って登ったようですが、
ここまで
スキーで進めないような急な坂はなかったし、
逆に
平らなところもないので、
山スキーに向いていると納得しました。
中四阿の先も
なだらかな上り坂です。
40分ほどで
やっと山頂らしきものが見えました。
円すいか角すいかはわかりませんが、
東屋らしい左右均等の形状です。
根子岳に別れる三叉路で
山ガールとはいえない
体育会系の女子の集団が
根子岳に向かって
横切って行きました。


あと少しですが
2時間半
ほとんど休まないで登ったので
足は思うように進みません。
小屋が見え、人が大勢いたので、
大休止としました。
小屋の奥から浅間山を望む。

たぶん
もう山頂みたいなものです。
展望に大満足。

つづく

遅れてきた花の山 四阿山 日本百名山№20

2012-10-05 | 20四阿山(秋)
真夏の暑い日に訪れたい山が
花の百名山
日本百名山と違い
花の百名山はいくつかの版
があるようです。
日本には山がたくさんありますから
どれだけの山の中から
どういう基準で選ぶか
選んだものが
みんなに支持されるのか
花を基準にすれば
百花繚乱になってしまう?
今回は
日本百名山 四阿山
花の百名山 根子岳
が目的地です。
10月に近い晴れた日
季節は秋ですから
少ない花を探します。
菅平高原は
スイスの気候や風景を思わせることから
日本のダボスといわれ、
スイスのダボスと姉妹提携している
ダボス入口
という看板がありました。


菅平牧場内の登山口から登ります。
駐車場には
既にたくさんの車がありました。
ここの登山者は
年齢層が低いようで
若い女性のグループもいました。

向かいのスキー場の奥に 
遠くに日本アルプスが
屋根のように
まっすぐ伸びていました。

アイスクリームののぼりを
右に曲がり

四阿山を目指します。
牧場を迂回して林に入ります。

林といっても
木漏れ日の入る明るい林です。
足元は土なので歩きやすい。
小さな川を渡り  
林にはシラカバが目立ちます。
こまめに設置されていた
標柱

足元には
まだ咲いていたマツムシソウが

少し道が険しくなって
ぱっと開けた小四阿

思った以上の青い空
 *
千枚田のように見える牧場
黒い点てんが牛です。

大型の鳥類が
翼を広げているかのような
地表の営みを見渡せる
程よい高さでした。
ここまで
ちょうど1時間
つづく