2024年3月の弥彦山です。
月に2回はトレーニングしたいと
晴れの日を待っていました。
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4合目の少し下で
マンサクの花の黄色が青空に
映えていました。
見る角度を変えて
何枚か写真を撮っていたら
野鳥が2羽、寄ってきました。
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そう言えば、以前に2回ほど
ここで鳥の餌を播いて
写真を撮っている人を見かけました。
そうすれば、踊っているような
鳥の写真が撮れるかもしれないと
感心したものです。
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野鳥に出会って
心が揺れたためか
5合目から先は6合目に
雪崩れの危険があるときの
エスケープルートを登ることにしました。
8合目まで直登の急坂で
短縮道の割に時間はあまり
短縮されません。
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冬道の安全対策で
両サイドにロープが張ってあり
思いのほか上りやすいです。
空を見上げれば
マンサクの花が散りばめられ
足元を見ると
たった1株でしたが
雪割草(オオミスミソウ)が
咲いていました。
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8合目手前で通常の登山道に合流し
山頂まで登山道に残雪はありませんでした。
弥彦山にも春が来ました。
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山頂から信濃川の見える南を望み
遠くは白く霞んでいました。
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帰りは2合目からの横道に逸れずに
登山口に下ります。すると
いつも登山口にあった小屋が
たたまれて、城跡のようになっていました。
弥彦山のトレッキングガイドには
清水茶屋と記載されています。
こんにゃくを煮る鍋の
薪が燃える匂いが懐かしいです。
ネットで調べたら、1年半以上前に
解体されていたようです。
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NHKの日本百低山で
吉田類さんの手から
野鳥が餌をもらっていた
あの場所がなくなってしまいました。
弥彦山に通い始めて18年
とても寂しいです。
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気を取り直して
登山口に下りたのは
弥彦山の野鳥の写真が載った案内板が
見たかったからです。
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4合目で見た野鳥は
ヤマガラでした。
雑食性で、スズメよりも小さく
吉田類さんの手から餌をもらった鳥も
ヤマガラかもしれません。
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鳥居の手前の標柱の上に
ちいさな人形が飾ってあり
寂しい気持ちが少しだけ
癒やされました。
Ⅴ
end