谷川岳のオキの耳から先に進むと
めっきり人が少なくなる
それは、今も昔も変わらないようです。
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一ノ倉岳は
一ノ倉沢の絶壁とは無縁の
小高い丘で
登山者ものんびりと
くつろいでいます。
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13年前の一ノ倉岳と茂倉岳
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一ノ倉沢の真上の真ん中に
「のぞき」という標識がありました。
それも今と昔で
変わらないのかもしれません。
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13年前の「のぞき」から
ここで来た道を引き返しました。
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振り返った谷川岳です。
どのあたりから撮影したのか
1年前の武能岳が晴れていれば
ヒントになったのでしょうが。
確認するには
新潟百名山でもある
茂倉岳や一ノ倉岳を歩いてみる
しかありませんね。
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茂倉岳の山頂です。
人の書いた文字が当たり前の時代で
当時の山頂の名前は
どの山も達筆だと思います。
最近の山頂では
パソコンの書いた字しか
見られなくなり
味気ない気がします。
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この先の風景は
武能岳から蓬峠・七ツ小屋山
その奥に、大源太山や巻機山が
見えます。
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ゆったりとした山並みと
白黒写真のため
雲の影が印象深く
濃く写っています。
写真中央の黒い四角が
蓬ヒュッテです。
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現在の蓬ヒュッテは
同じ場所に建っていますが
豪雪に強い構造に
改善されているのでしょう。
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下る登山者を
コバイケイソウが
見送っています。
この後の山行の写真はありません。
湯檜曽川へ下りて
土合駅に戻ったと思われます。
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駅のホームから
電車の屋根越しの樹木と
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鉄橋を渡る
長い貨物列車の写真が
残っていました。
ほとんどの道路は砂利道でしたので
昭和29年の物流は
国鉄貨物が大動脈でした。
リンゴやミカンが木箱で運ばれ
それをソリにして遊んだ
そんな時代でした。
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end