赤岳山頂から見る富士山は
直線距離で75㎞離れていますが
思いのほか大きいものでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/93/3d12c35a46791436d59b61a95ac082cc.jpg)
雲が出ているほうが
趣があっていいと思います。
山頂は日当たりがよく
気温は25℃まで上がってきました。
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下山の記事は
1回で終わらせます。
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赤岳頂上から主稜線を
南の権現岳・キレットの方に進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/af/fea61e71bf991c73232371215b27f21e.jpg)
短い鎖や鉄はしごが続き
緊張して下ると、危なくて
まっすぐ進みたくないなぁと
思うあたりに
右への分岐になり一息つきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/5b/44641aaa6caf0388d7803ac7bc9d8c48.jpg)
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しかし、鎖のある急な岩場は続き
上ってくる登山者が増えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/0a/7aaba7bbf2408566d39100eb92fda5c1.jpg)
話を聞くと、
朝、美濃戸から登ってきたとのこと。
このペースなら日帰りできますね。
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岩の間から、阿弥陀岳がドーンと見え
岩の間から、阿弥陀岳がドーンと見え
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/22/090ad14bd408cdc31f17b8519b27b670.jpg)
岩場もそろそろ終わるのかと思う頃
再び、岩がせり出してきて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/4b/96e5f8ace85dcee56385fafd797a3424.jpg)
嫌だなと思ったら
その先は、九十九折の斜面が
広がっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/51/5ec173266645547141c5b0416f9224cd.jpg)
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ここから見る
阿弥陀岳への登山道は
なかなか手ごわそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ba/2b6bfb0fb30d6ac60ea558cfd6cf9143.jpg)
後で、登った人に聞いた話では
落石の危険があるので
ヘルメットが必要とのこと。
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九十九折の登山道には
花も咲いていて
ミヤマコゴメグサと
イブキトラノオかと思ったら
ムカゴトラノオ(たぶん?)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/e1/9f441f94eacca962a35acb328ff7e7f0.jpg)
タデ科の多年草
本州中部以北から北半球に広く分布
高山帯の日照りの良い草地や岩礫地に生える
花穂の下にムカゴをつける
ムカゴとは植物の栄養繁殖器官の一つ
脇芽が養分を貯え肥大化した部分のこと
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再び、横岳が見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/fc/5a629254f056e85a62134466f76f18bd.jpg)
岩の影が濃くなり
荒々しさが増しています。
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赤岳頂上から40分で
文三郎道への分岐です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/67/2a1a6b0b666b9217ba06109c606387e0.jpg)
足の調子は悪くありませんが
大事をとって
中岳はあきらめました。
森の中に行者小屋が見えていて
ここから先に難所はなさそうです。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/67/96d6b023c524ec96be8222da129754b4.jpg)
中岳と阿弥陀岳は
近くから見上げると大迫力で
行けなかったことが悔やまれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7b/65935174a778f14a8399e929c2022349.jpg)
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高度が下がり
周りの木や草が高くなると
長い階段が続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/8b/97063407b96117b9b7d8e111148f6310.jpg)
上ってくる人も絶えることなく
続いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/d7/3534ad3696d879d67737bf7c5e7406b3.jpg)
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しばらく林の中を歩き
にぎやかな山女子2名とすれ違い
赤岳頂上から1:30で
行者小屋に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/16/ec95abc62904b7609ee52216e37208f6.jpg)
森に囲まれているせいか
気温は22℃まで下がりました。
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ルート選択では、上りがきつくても
下りが楽な方がいいと思っています。
地蔵尾根から文三郎道は正解でした。
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小屋の前のテーブルでは
日陰が少なくて皆さん暑そうですが
行者小屋の軽食を楽しんでいました。
私はしっかり見つけた日陰で
靴を脱いで、足の具合を確認し
靴を脱いで、足の具合を確認し
アンパンでおなかを満たし
20分ほどの休憩後
南沢ルートで下山します。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/aa/5e28493af920f926de5292ebe8e7f8f1.jpg)
林の中の石がゴロゴロの道や
河原の中の大きな石ばかりの道
たまに、水位が上がった時のために
高く設置された橋を渡り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/4b/20bcd0e77d48ec30df2c75ea30a6112f.jpg)
巨岩の脇を通り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/94/407c52dceaf54d9cab456ccb809c379f.jpg)
川幅が広くなり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/e0/5c16f1ce759a1fd4b3ddbe629e60a9e2.jpg)
道が平たんになると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/75/857748b6bcf0c432f474b11bdc0553b5.jpg)
行者小屋から1:40で
北沢との分岐に出て
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/97/2263a9256f2ebab4a142aa9850c520c6.jpg)
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美濃戸山荘のソフトクリームに
かぶりつきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/51/c75a0abb20de28a62e7322af7f062cf4.jpg)
休む人にはスイカの方が人気で
ほとんどの人がスイカを食べていました。
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林道が長い北沢と
河原の延長のような南沢では
疲労の度合いが違いました。
行者小屋への最短ルートの南沢を上りで使い
下りで距離は長いが楽な北沢をお勧めします。
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美濃戸山荘から林道を下り
45分で美濃戸口の八ヶ岳山荘に到着です。
気温は25℃
林道は日陰を選んで歩きました。
暑さが戻ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/5b/57650248cc28c0cb32862148c5cc7c34.jpg)
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YAMAPによれば
2日目は
合計時間7:28
休憩時間1:02
移動距離10.9㎞
上り累積標高:747m
下り累積標高:1478m
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ゆっくり歩いたので
標準タイムを多少オーバーしました。
1日目の歩数:13601歩
2日目の歩数:23805歩
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森の中の渓流歩きと
岩稜帯の緊張感と
360度の展望と
2日間で存分に楽しめました。
その上まだ楽しそうな所がたくさんあり
人気の山であることに
納得しました。
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帰りの高速道路
諏訪湖サービスエリアにて
AR山ナビで風景を切り取ると
ただの景色も違って見えました。
諏訪湖を左から右へ
(北から東へ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/c3/280cfdb34208e843f857203eeddd2824.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/26/39b6a0140742b566a8e0acb2d9cc6f21.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/27/de813fc08e496ec92d80429ea1f453b3.jpg)
気温は32.9℃に上がりました。
標高は850mもあるのですが
風が暑いです。
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end