2日連続2度目の荒島岳は
どこから登ろうかと思案した結果
傾斜がきつくちょっと大変そうだけど
せっかくなので、昨日とは違う
勝原(かどはら)コースに決めました。
天気予報は晴れですが
ホテルから見る朝の空は曇っていました。
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勝原コースの登山口駐車場には
中出コースの倍以上の車がありました。
さすがにメインコースです。
案内板にあったマップは中出と同じ
デザインで現在地が異なるだけです。

シャクナゲ平までの標準タイムは
どちらも2:10になっていました。
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駐車場の奥に進むと
元スキー場のゲレンデに
真っすぐ延びる舗装の道があり

写真ではわかりにくいのですが
真っすぐ歩くと、ちょっときつい傾斜です。
前の人は斜めにジグザグに歩いていました。
私は歩幅を狭めて
真っすぐに歩きます。
10分ほどで、このきつい上りは終わり
右にトラバースします。

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すぐに
石がゴロゴロの九十九折の道となり

葛や萩といった秋の花が咲く中を
昨日の疲れを引きずりながら
登山口から40分で広場に到着です。

以前には鐘があったのか
何かを吊り下げる装置の残骸です。
その先に
荒島岳登山口という標柱があり
ここまでがスキー場だった証でしょう。
*

右の上の方に
中出コースからの稜線が見え
目的地が遠いことが一目でわかります。
広場まで40分は
それ程遅くないペースですが
後ろから追いつく人が多く、その都度
休みながら、道を譲ります。
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上り続ける道が
日本海側に多いブナの森になると

広場から20分で、(標高820m)
「トトロの木」という黄色の標識があり

右の朽ちた木の根っこは
そのように見えなくもありません。
ネットで見る古い写真でのトトロの木は
全く違う形状で、今の方が
映画のトトロに近い気がします。
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広場から45分で
白山ベンチです。(標高935m)

天気予報は晴れだったのですが
ガスで何も見えません。
山の天気は気まぐれと
あきらめかけています。
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ここからは
自然の道と木製の階段で

どちらも急こう配になります。

*

空が明るくなって
森の中にも光が射してきました。

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広場から1:30で
シャクナゲ平に到着です。(標高1204m)

荒島岳山頂は雲の中だと予想し
小荒島岳に向かいました。
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シャクナゲ平から20分は
昨日と同じ道です。
*

小荒島岳山頂は晴れていました。
が
荒島岳山頂は
予想通り雲の中でした。

しばらく待ちましたが
青空は広がるものの
山頂に取り付いた傘雲は
離れそうもありません。

*
荒島岳はあきらめて
下山することにしました。
*
ガイドブックにあった
小荒島岳からの荒島岳です。

2泊3日の旅では
お目にかかれませんでした。
家から離れるほど
期待通りの風景には巡り合えません。
*
昨日から、小荒島岳には
3回登ったことになります。
昨日は、
山頂を表す標柱の下に落ちていた
色のついた石が
今日は標柱の上に載っていました。

コアラしまだけ
誰が持ってきて
誰が載せたんでしょう?
年季が入っています。
ほっこりしました。
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この日の歩数
22,062歩
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勝原登山口⇒広場⇒白山ベンチ⇒シャクナゲ平⇒小荒島岳
0:40 ⇒0:45 ⇒0:45 ⇒ 0:20
小荒島岳⇒シャクナゲ平⇒白山ベンチ⇒広場⇒勝原登山口
0:20 ⇒ 0:35 ⇒0:30 ⇒0:30
上り合計:2:30
下り合計:1:55
中出コースは石がゴロゴロで
勝原コースは傾斜が急で、どちらも
楽な下りではありませんでした。
しっかりした靴で登ることを
お薦めします。
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end