イタリアの空気は湿気を含み
地中海の恵みが手の届くところにあることが
体で理解できます。
海が身近な島国
日本に生まれ育った人間だったら。
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ところが
どの町の街並みも
日本のような赤白黄色
チューリップのような看板がないし
古びた石壁が落ち着きを見せています。
本来
石は冷たいものなのに
歴史がぬくもりを伝えています。
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ナポリ行きのバスで
もっと南の方へ
延々となだらかな平地が続き
長く退屈な時間を過ごしました。
ベスビオスは富士山のような円すい形で
雪があれば最高なんだけど
暖かすぎる。
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イタリア人は
フランス人と比べると
明るいような気がします。
観光国ですから
当たり前のことでしょうか。
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ベニスのホテルで
ボンジョルノのアクセントがとてもうまいと
フロント係の人はほめてくれました。
出かけるときに
イタリア語を一言使ったら
満面の笑みで、イタリア語ペラペラ
何を言われたのかまったく判らなかったけど
気持ちは伝わりました。
(爆笑)
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イタリアの食材は
海が近いので日本と似て
海の幸が豊かです。
何を食べたか思い出せませんが
シーフードの味と香りは
記憶に刻み込まれました。
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ペスカトーレ
漁師の荒汁のパスタ
日本ではトマトで味付けるのが定番ですが
本場ではシーフードがあれば
味付けまでは指定していないようです。
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車のメンテナンスで少し時間があったので
近くのレストランへ
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散々迷った挙句
イタリアンなレストランへ
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またまた散々迷った挙句
ペスカトーレ
<料理画像消失>
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一口ほおばれば
イタリアの
海の気配のこもった湿った空気が
記憶の中に
一瞬の風とともによみがえります。
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イタリア万歳
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その頃撮った
長岡スキー場のレストランの壁画
<2022年1月追加>
end