下堀沢での休憩後
北峰と南峰の間のコルまで
10分で上りきると
青い火口湖:正賀池が見えますが
標高の高い南峰と正賀池は
立ち入り禁止になっています。
∨
噴煙を上げる真っ白な岩壁を廻りこみ
立ち入り禁止の南峰
中尾峠からの道と出会う分岐のコルからは
この日初めて見る
穂高岳と上高地が一望できます。
狭いので立ち止まっている人はいませんが
とりあえず荷を下ろして
撮影タイムにしました。
分岐の右の岩峰は
蒸気が噴出し硫黄の臭いがします。
左が
焼岳北峰への最後の岩場になります。
∨
岩場に取り付くとすぐに
開けた山頂となり
まだ登山者が少ないので
とても静かでした。
登山口から3時間は
ほぼ標準のコースタイムです。
∨
上空は360度の青空で
北アルプスが横たわっています。
山頂を示す柱はグラグラ動き
まっすぐ立ってくれません。
風も穏やかで、気温は20℃くらいでしょう。
カメラのレンズを代えて
何通りも写真を残しました。
*
隣に座った滋賀からの方から
写真を撮って欲しいと頼まれて
ファインダーをのぞくと
とてもスッキリとした画像があり
カメラはソニーα7に
12万くらいのズームレンズを
つけているそうです。
山に持って来るのが心配になる
高級カメラですが
きっと保険に入っているのでしょう。
うらやましい。
*
絶景を目の前にして
なかなか腰を上げる気になれず
トイレを我慢して、2時間もねばって
後ろ髪を引かれて
下山することにしました。
∨
下山は
来た道を戻ります。
下りやすい道で
タイムは2:00
標準のコースタイムでした。
*
この日の歩数
20230歩
*
下山したら、登山口の駐車場で
坂の下の
中ノ湯バス停まで歩くという
カップルがいたので
車に乗せてあげました。
歩いたら1時間はかかりますから。
good job
*
道の駅「風穴の里」にて
御褒美のソフトクリーム
駐車場がすごく込んでいて、車まで戻ると、
融けかかっていました。
∨
∨
深田久弥さんの
日本百名山より
*
焼岳は微妙な色彩のニュアンスを持っている。
濃緑の樹林と、鮮やかな緑の笹原と、茶褐色の泥流の押出しと、
――そういう色が混りあって美しいモザイクをなしている。
しかも四季の推移によって、そのモザイクも一様ではない。
ある秋の晴れた日、焼岳はまるで五色の着物を着たようにみごとだった。
∨
気軽に登れて見飽きない山
2回目を楽しみにして
end