揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>
弥彦神社の菊祭りも
もうじき終わります。
今年の菊祭りはほとんど雨で
残念な祭りになりました。
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こういう時は
寺泊の魚のアメ横が
にぎわうそうです。
*
屋根のある場所は
天気に関係ありませんから
来年こそ
よい天気に恵まれますように
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雨の合間に弥彦山に登りました。
それでも途中で
雨に降られましたけど
<多宝山と越後平野>
*
今年一番の花photoをご覧ください。
草むらの奥にひっそりと咲く
センブリ
日差しがスポットライトのように
花を照らしていました。
山頂から柏崎方面の日本海
この日は
風もなく穏やかな日本海です
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7合目から
紅葉で有名なモミジ谷
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5合目付近で
ほんの少し日差しが射して
まだ紅葉が残っています
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国上山と信濃川
ふもとの里の風景
空気が湿っているので
写真では遠くが白くなってしまいましたが
肉眼では真っ白な山も
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新雪の飯豊連峰?
写真ではよく見えませんが
日が射して真っ白に輝いていました
燧ケ岳の長英新道を下りて
尾瀬沼の3本カラマツ到着が
午後3時になりました。
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ガイドブックと
逆廻りのルートを選択したので
時間がオセオセなのは
仕方がありません。
*
山から下りて
その山を下から眺めるのも
自分の歩いた道が
どうなっているのかが分かり
楽しみの一つです。
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ましてや
ここは観光地の尾瀬です。
写真スポットも数々あります。
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3本カラマツを真下から
画面いっぱいで
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秋の小川
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黄葉の3本カラマツと燧ケ岳
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撮影スポット
長蔵小屋から燧ケ岳
こちらからはミノブチ岳が主役みたいです。
ピークが4つもあるので、見る方角から
山容がおおきく変わるんですね。
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それでは
時間もないので
帰ることにいたしましょう。
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大江湿原とお別れの3本カラマツ
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沼山峠のバス停まで
緩やかな上りですが
疲れた体にはこたえましたが
それでも、がんばって
4時のバスに乗ることができました
国道352号線はしだいに
暗闇に変わり
前の車に必死でついて
家に着いたのは
8時をまわってしまいました。
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本日の歩数:26181歩
ずいぶん歩きました
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おまけ
至仏山からの燧ケ岳
end
まないたぐら(俎嵓)から
しばやすぐら(柴安嵓)まで
下って登る
時間にして片道20分。
間近に見るピークと
360度の絶景が
いろんな形に切り取られたり
貼り付けられたり
楽しみは尽きません。
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しばやすぐら(柴安嵓)の
山頂を示す石柱
山頂は意外と広いんです。
皆さん思い思いのところで
くつろいでいます。
それとお楽しみは
秋色の尾瀬ヶ原
至仏山の左に武尊山
その少し下の左端に
アヤメ平も写りました。
*
*
深田久弥さんの日本百名山には
ここから見る燧ケ岳が
一番だとありました。
まだまだ見なければならない所が
多いようです。
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日帰りなので
下りは長英新道で
尾瀬沼ビジターセンターを
目指します。
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本当は
初めての山は往復同じルートが
安心ですが、いきなり
岩場の急斜面にタジタジです。
*
しかし
程なく景色のよい山道になり
ミノブチ岳に到着。
まないたぐら(俎嵓)を振り返ると
時間がかかった岩場が
その左に白く見えます。
尾瀬沼が近くなり
再び絶景が広がります。
正面の一番奥に日光白根山
左の奥の山頂が平に見えるのが
日光男体山
*
沼尻をアップで
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ミノブチ岳からは左に折れて
林の中に突入します。
ふつう林の中も
それなりの楽しみはあるのですが
あまりにも
絶景があふれていたので
花も枯れ果て
時間に追われて
ひたすら距離を歩く
下りになりました。
*
遠回りして損したかな
と思ったのに
視界が開けるといきなり
三本カラマツ
有名ですよね。
1週間前のkimichanのブログでは
まだ緑っぽかったので
黄色く色づいたカラマツが見れて
なんだか得した気分です。
*
山頂からここまで
2時間かかりました。
急斜面はまないたぐら(俎嵓)の
すぐ下だけなんですが、
だいぶくたびれています。
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絶景はつづく
苗場山は
9番目に登った日本百名山で
5年前の7月のことでした。
とても暑い日でしたが
平坦な山頂に吹く涼風に
高い山に登ったという充実感を
覚えています。
*
休みの日になると天気が悪く
紅葉には1ヶ月以上遅くなりましたが
秋晴れの日に再び
ご近所の名峰・苗場山に向いました。
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魚沼駒ケ岳の反省をふまえて
午後の暑さに備えて薄手のウェアと
出発前に消炎鎮痛剤で
筋肉痛の予防をしての出発です。
車で移動中に夜が明けて
山が赤く染まってきました。
11月は晴れが続いたせいか
魚沼駒ケ岳の日よりも
薄く霧がかかっています。
この日のリコーの花用カメラは
好調でした。
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車で国道17号線から
みつまたスキー場に入り
その上にあるかぐらスキー場まで
長い山道を標識もなく
心細くなるほど長い時間を走り
和田小屋の手前にある
登山者用駐車場に着きました。
*
5年前と同じ
和田小屋が5合目の
最短登頂の祓川コースです。
この日の先客は10台くらいで
登山口を示す標柱の左にある
トイレは既に冬季閉鎖され
使用できません。
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出発は7:30
今回は
登山口を示す標柱からの山道に入らず
足元が平らな車道を
和田小屋まで上ります。
下りも
草が枯れた土の上を歩けば
楽に下りることができました。
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和田小屋まで25分です。
人工降雪機やナイター照明などの
スキー場の準備は整いつつあり
ゲレンデ整備の赤い雪上車が
チェーンを付けてくれるのを
待っています。
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この先は
ゲレンデ右にある登山道に入り
林の中を進みます。
ゲレンデに見える先行のご夫婦とは
下りまで所々で
声をかけていただきました。
案内板には
登山道整備のお知らせがありましたが
もう完成しているのだと思います。
5年前と比べ
木製階段や木道が整備され
随分、登りやすくなっていました。
*
帰りに撮った和田小屋
∨つづく
広沢田代からの急な登りを
20分くらいで高度が上がり
振り返ると
会津駒ケ岳の山頂が
姿を現します。
*
まわりの紅葉の山々を従えて
堂々とした山容です。
さらに高度が上がると
どんな風に見えるのか
自然と歩みが速まります。
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熊沢田代の手前の小さな林の奥に
まないたぐら(俎嵓)?が見えました。
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燧ケ岳は
どこから見るかで形を変える
それなのに
独立峰の広い裾野をもつ
不思議な山です。
*
広沢田代から熊沢田代まで
30分で到着しました。
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熊沢田代は
真ん中がくぼんでいて
池が二つあり
その真ん中を
木道が伸びています。
ちょうどひとり 登山者が休んでいました。
風もなく穏やかな晴天で
時間があれば
私もゆっくりしたい所です。
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周りには
紅葉の山がいっぱいです。
特に気に入ったのが
平ケ岳のまっすぐな稜線
写真一枚では入りきりません。
水面に映る青空と 紅葉の山が美しい。
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ここから1時間
崖を横切ったり
雪解け水が通る沢のような道があったり
足元は岩が多くなり
山頂は岩山なのだろうと
想像しながら登ります。
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このルートのよいところは
振り返れば
奥会津の山々が励ましてくれます。
それに
通ってきた道のりが
ほぼ丸見えです。
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山頂に近づくと
涼しいはずです。
霧氷がお出迎え
*
ゴツゴツした岩ばかりになると
*
その向こうに 初めて見る尾瀬沼
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燧ケ岳の山頂は
しばやすぐら(柴安嵓)ですが
まないたぐら(俎嵓)にも
柱が建っていました。
*
御池駐車場の登山口からここまで
2:30かかりました。
深田久弥さんが登った日のように
きょうも快晴です。
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つづく
10月中旬
国道352号線が開通したので
燧ケ岳に日帰りしました。
標高2356m
関東北部と東北地方で
日光白根山に次ぐ高さです。
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尾瀬は3回目です。
山の鼻や牛首から見て
堂々とした山の姿と
少し変わった頂上付近の形
遠くから見てもすぐわかる山。
もっと早く来たかったのですが
国道が1年以上通行止めで
開通の事前情報を入手する方法もなく
いたしかたありません。
*
最近お気に入りの
kimichanのブログで
開通したことを知りました。
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奥只見湖の銀山平付近で
早朝の景色を楽しんだ後
この国道は
奥只見湖の湖面に沿って延々と
曲がりくねっています。
*
その上に
災害復旧工事が未完了のところも多く
アップダウンも繰り返します。
例えるなら
ミニジェットコースター。
運転手は曲がりや上下動を
予測できるからまだよいのですが
同乗者はたまりません。
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1時間ほどの運転技能講習は
県境を越えるあたりで
突然終わりました。
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ご褒美は
畑の向こうに
燧ケ岳のシルエット
待ってましたという感じです。
思わず車を降りて
写真を撮りました。
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程なく御池の駐車場に
9:00ちょうどに到着しました。
車は
3分の1くらいの入りだと思います。
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紅葉も終わりに近づき
国道の開通も10月になったので
新潟からの車は少ないようです。
ナンバーはほとんど関東方面でした。
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バスに乗って沼山峠から入るのが
ガイドブックのお勧めでしたが
最後の最後まで迷って、逆廻りの
熊沢田代経由で直接山頂を目指します。
*
山頂に早く着きたいの気持ちが
勝ってしまいました。
時間と体力は消費してしまいますが。
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駐車場奥の登山口から
9:24出発
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すぐに終わり
燧ケ岳山頂の標柱が現れ
それを左に曲がるとすぐに
急な登りが始まります。
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樹林帯の中の石や階段の急な登りを
30分で、さっと視界が広がりました。
広沢田代です。
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草紅葉の真ん中の木道の両脇には
池塘やハイマツが
目を楽しませてくれます。
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思わずたくさんの写真を撮りましたが、
お楽しみはまだまだ続きました。
正面の林を登るのですが
その始まりは凍っていました。
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階段が滑ります。
∨
つづく