秋田駒ケ岳の6月上旬は
まだ早春といえる季節で
大群落となる花たちも、まだ
力を貯めているところです。
露に濡れて
最高ではない状態のものもありましたが
初めてみる花もあり
十分に楽しむことができました。
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<赤・紫>
シラネアオイ・スミレ



ショウジョウバカマ(写真省略)
<黄色>
オオバキスミレ・ミヤマキンバイ


タカネスミレ

<白色>
サンカヨウ・ヒナザクラ


チングルマ・イワテハタザオ


ツバメオモト・コマクサ(葉のみ)


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調査中

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<花に関する補足>
オオバキスミレ(スミレ科の多年草)
高山型のミヤマキスミレもあり
3枚の茎葉が輪生状となる
この写真では判別不能。
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タカネスミレ(スミレ科の多年草)
葉に毛があるキバナノコマノツメに似ている
タカネスミレの葉はツヤツヤしている
この写真では判別不能。
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ミヤマキンバイ(バラ科の多年草)
ミヤマキンバイ(バラ科の多年草)
ミヤマダイコンソウに似ている
ミヤマキンバイの方が葉は小さい
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サンカヨウ(メギ科の多年草)
雨にぬれると透明になる花が美しい
カヨウ(荷葉)とはハスのこと
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ヒナザクラ(サクラソウ科の多年草)
八甲田山から吾妻連峰までの湿地に大群落をなす
東北を代表するサクラソウ
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イワテハタザオ(アブラナ科の多年草)
イワハタザオの亜種
イワハタザオより大型で花柱が短い
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ツバメオモト(ユリ科の多年草)
葉がオモト(万年青)に似ている
夏に付ける瑠璃色の実が燕の頭に例えるなど
ツバメの名の言われは複数あり
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車の運転をする前に
風呂に入ると眠くなるので、帰りには
温泉には入らないのですが
あまりに有名な乳頭温泉が近いので
鶴の湯に立ち寄ることにしました。
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秋田駒ケ岳を降りると、雨が降り始め
鶴の湯に着くころには
本降りになりました。

屋根から雨がしたたり落ちています。
山で、晴れるまで粘らなくてよかったと
幸運に感謝です。
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内風呂と露天風呂で別れ
それぞれに2つと3つの風呂があり
両方はしんどいので
露天風呂の3つの風呂に入りました。
写真撮影禁止とありましたが
たまたま無人でしたので、内緒で
1枚撮らせてもらいました。

風呂の底の砂利が動くと刺激的で
貴重な体験をさせてもらいました。
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帰路、予想通りに眠くなり
途中休憩の道の駅おおうちで休憩し
登山の後に恒例のソフトクリームを
いただきました。

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東北の日本百名山で未登頂は
早池峰山だけになりました。
終わってしまわないように
あえて残しておくことは
嫌いではありません。
早池峰山の今頃は
ハヤチネウスユキソウの季節でしょうか?
悩ましいところです。
end