山本小屋から
牧場の道を王ケ頭に向かっていると
バスにすれ違いました。
ホテルのバスみたいです。
チェックアウトしてお帰りの？
１０人くらいのお客さんを乗せて。
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王ケ頭の左に雲海が見えてきました。
今日は
雲でいつ見えなくなるか
冷や冷やしながら歩いています。
岩場が少し赤いので
雲海の白と好対照です。
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王ケ頭ホテルに着くと
再び雲に囲まれ
山頂の王ケ頭はベールに包まれました。
この正面には
御嶽山があるはずなんですが。
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何かの像が壊れて鉄筋だけが
残ってしまったのでしょうか？
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今日の目的地はもうひとつ
王ケ鼻に進みます。
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少し下ると
道の脇にマツムシソウが
まだ咲いていてくれました。
季節はずれの花に出会うと
うれしくなります。
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王ケ鼻
時々薄く山の形が見えますが
ほとんど厚いベールに包まれ
アルプスの絶景はお預けです。
お昼にして少し休みました。
後から子連れの家族が来ましたが
人の声以外
音のない時間が流れました。
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深田久弥さんの
日本百名山より
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以前松本平の人々は、
美ヶ原を東山、北アルプスを西山と呼んだそうだが、
その西山の最重要部分、槍、穂高の連嶺を、
東山からまざまざと眺めることが出来る。
その豪快な山容を鑑賞するのに、最も適した距離である。
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晴れそうな気配がないので
残念ですが戻ります。
王ケ頭を過ぎて
牧場の中ほどで
急に雲が消えました。
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平らな牧場
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山本小屋・駐車場方向
ほとんど平らなので
広さを表現しようがありません。
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百曲がりの頭方面に回り道をして
紅葉が見えればと思ったのですが
だいぶ下らないとダメのようなので
アルプス展望コースから
見下ろしました。
雲が生き物のようでした。
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最後に
山本小屋ふる里館で
牛肉コロッケを買い
駐車場で雲海を見渡しながら
いただきました。
揚げたてだったみたいです。
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帰り道で雲海の向こうに
日本百名山がいくつも見えました。
湯ノ丸山を中央に
左に四阿山と根子岳
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右に浅間山と篭ノ登山
弓の形の稜線から
雲があふれています。
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きらりと光った火打山と
左に高妻山・右に妙高山
この日判別できた日本百名山
７座
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本日の歩数
16,162歩
山頂が平らで広いのは
苗場山も同じですが
ここは人に優しい山でした。
end
