休んでいても
暑さは増すばかりなので
大朝日岳に向かって出発します。
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小朝日岳山頂から急な下りを10分で
巻き道分岐を通り過ぎ
15分で鞍部まで下りました。
上り始めに、
このコース唯一のロープがあり
どんどん大きくなるy字雪渓を目指し
前進すると、銀玉水に到着です。
ここも水は冷たくて水量たっぷりでした。
小朝日岳から1時間は
標準タイムより少し遅いペースです。
カメラの温度計は32℃まで上がり
飲む水の量が増えて
思うように足が進みません。
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やがて
天まで続くように見える石の階段が
現れました。
前を行く人がゆっくりしんどそうに
歩いているのが見えました。
後ろから、若い人が追い越していきます。
途中で荷物を下ろして小休止。
周りはお花畑です。
急登もいつかは終わるもので
朝日嶽神社奥宮のピークを回り込むと
大朝日小屋までほぼ平らな道に
ホッとしました。
銀玉水から45分は、ほぼ標準タイム。
小屋の日陰で大休止とし
早めの昼食にしました。
カメラの温度計は30℃でしたが
日陰は涼しく食欲もありました。
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深田久弥さんの
日本百名山より
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鉱泉から鳥原山、小朝日を経て大朝日岳に向かったが、
昔の記憶は茫として、幕営地の心あたりさえなかった。
ただ大朝日の肩のあたりに
エーデルワイスの大群落のあったことをおぼえていたが、
今度もそれはあった。一面に咲き敷いていて、
それこそ牛にでも食わせたいほどの繁盛ぶりであった。
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追い越していった人たちが
山頂から戻ってくる頃
荷物をデポして
大朝日岳に向かいます。
ゆったりとした丘を登るように
身軽になって、気持ちよく
15分かけて大朝日岳山頂に到着です。
先客は6名。
さほど広くない山頂ですが
この日はゆったりとして
赤とんぼがたくさん飛んでいます。
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北東の小朝日岳方向の登ってきた道
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南の平岩山方向・祝瓶山荘に至る
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東の中ツル尾根・朝日鉱泉に至る
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北西の中岳・西朝日岳方向
西朝日岳・袖朝日岳の向こうが新潟県です。
中岳の向こうにある以東岳は雲の中。
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いずれの道も途中で林に紛れ
行く先が判別できないほどの大きな山
それが朝日岳です。
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上り:古寺鉱泉⇒1:20⇒ハナヌキ分岐⇒1:00⇒古寺山⇒1:00⇒小朝日岳
⇒1:00⇒銀玉水⇒0:45⇒大朝日小屋⇒0:15⇒大朝日岳(合計5:20)
下り:0:10+0:20+1:00(巻き道分岐)+0:20+0:40+1:20(合計3:50)
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この日の歩数:42191歩
筋肉痛にはなりましたが、
なんとか膝は持ちこたえました。
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最終回
朝日岳7月の花に
つづく