鳳凰山の薬師岳で初めて見る
南アルプスの大パノラマ
白峰三山(左から、農鳥岳・間ノ岳・北岳)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/5e/d1ae9cf78a036933bf6b70dad0026b0d.jpg)
仙丈ケ岳(左)から観音ヶ岳(右)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/0e/9728a19090176c9fafee13c7e9cf56ce.jpg)
飽きることなく眺め、写真を撮り、
空腹を満たす20分ほどの休憩をした後
白砂の庭園越しにある
鳳凰山の最高峰:観音ヶ岳に向かいます。
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花の百名山でもあるこの山では
タカネビランジの赤紫の花が
おすすめのようです。
7月下旬の花期には大勢の高山植物愛好家で
あふれるのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/08/8c2aac113ce232cc572c97f61d485649.jpg)
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右前方には八ヶ岳と北杜市
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/2c/55c22527256954345484eed09d4a3943.jpg)
そこに流れる釜無川を下ると
笛吹川と合流して甲府盆地です。
背の低いダケカンバの黄色い葉と
ハイマツの緑・白砂の道を進み
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/cc/d1aacf64c60446279f21b9bcd7d0f6cb.jpg)
振り返ると
薬師岳の先に富士山があり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/45/cbaece1e0a33c27610778ac8fe4bf189.jpg)
登るにつれて
富士山も上がっていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/94/f54a3e93b1d0532837dc19f1965f7261.jpg)
薬師岳から40分で
観音ヶ岳山頂です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/19/acc5f0d498fe068458e682ef8ab6f3f4.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ce/262c79bcb509bc1c9de7ea97b3d10ccf.jpg)
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最初は誰もいませんでしたが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/9e/97967a3bb1cf5a324614492bbd72dab3.jpg)
地蔵岳や甲斐駒ヶ岳を眺め
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/0f/d7378f75bd6c2ecda8111a2c7a14e239.jpg)
写真を撮っていると
地蔵岳のすぐ下の
賽の河原と呼ばれる砂場を
登ってくる人が何人か見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/1e/d84328038ec2d45fc50114bf9d11b155.jpg)
〇が人です。
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深田久弥さんの
日本百名山より
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ウェストンの地蔵岳の初登攀は、
彼の伴った漁師たちの間にセンセーションを起こした。
彼等はウェストンに向かって、
あなたはあの神聖なむずかしい岩の上へ初めて立ったのだから、
山麓にお社を建てて神主になれと勧めた。牧師ウェストンにとって、
こんな珍妙な宗教的申し出は始めてだった。
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地蔵岳から上って来た人に話を聞くと
賽の河原はなかなか足が進まず
体力を消耗したとのこと。それでも、
青木鉱泉を明るくなったらすぐに登り始め
中道の私とほぼ同じ時間をかけて、
観音ヶ岳まで来たのですから
驚異的なペースです。
私と同じく、初めての南アルプスだそうですが
来年は、北岳を日帰りで登るのだとか。
ほぼ地元の長野県の方でした。
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北岳の写真は何枚も取りましたが
ここからの写真が一番クリアでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/28/9353777024f19cdbef874730e33d514b.jpg)
右肩に北岳肩の小屋が見えます。
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山頂部を拡大すると
人の姿らしきものも写っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a9/b0b5d2c61b42be8f30c28878ba5d529a.jpg)
随分離れていますが
同じ時間に南アルプスを共有した
山友としておきます。
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下りも中道を下りる予定でした。
まだ早いので、地蔵岳から
ドンドコ沢を下ることも考えましたが
最後に、青木鉱泉から中道登山口まで
40分上ることがあまりにも大変そうで
誘惑に負けず、当初の予定通り
ピストンの山旅となりました。
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薬師岳に戻ると、無人でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ee/05c76a2c1497e4fa5054c91c26ac2a37.jpg)
ダケカンバに囲まれた薬師岳小屋と
砂払岳はすぐ下にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/5e/32551f333978ed95c687e2203619d4e7.jpg)
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この日も快適な温度で、
この日も快適な温度で、
登り始めは14℃、稜線で24℃
水の消費は少なく、水の補給で薬師岳小屋まで
下りる必要はありません。
ただし、夏場の暑いときは水場が小屋だけです。
下るときには特に注意してください。
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富士山に向かって下りて行きます。
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ダケカンバの先のカラマツの森へ。
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この日の歩数
31008歩
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上り:中道登山口<3;00>御坐石<1:20>薬師岳<0:40>観音ヶ岳
下り:観音ヶ岳<0:30>薬師岳<0:40>御座石<1;40>中道登山口
合計7:50(上り5:00・下り2:50)
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2021年の締めくくりとして
南アルプスの山並の雄大さに
触れることができて
大満足の山旅でした。
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帰りのサービスエリアにて
信玄餅ソフト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/18/5378e5aaabb364a53887dab5d28a1172.jpg)
これは少し甘すぎかも?
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