揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>
日光男体山の9合目
赤い砂礫の緩斜面である
阿弥陀が原は
深い森を抜けた開放感と
変化に富んだ景色で
皆さん立ち止まります。
∨
ここからの展望は
どちらを向いても絶景です。
戦場ヶ原方面
∨
雪を頂く奥白根山
∨
景色を楽しみながら
阿弥陀が原を進めば
奥宮の石の鳥居と社務所兼避難小屋が
出迎えてくれます。
∨
山頂部は横長で
右奥に進むと
大剣が差し込まれた岩があり
そこが最高点です。
風が弱いためか
意外と暖かく
のんびり昼寝の気分です。
∨
それでも
阿弥陀が原までは深い森の登山道で
「何をしに来た」
と問われているような
自分と向き合った4時間でした。
∨
冬に体がなまってしまうので
春先は思ったより早く限界が来てしまいます。
下りは
最後はかなりひざにきて
脚が棒のようになりました。
∨
緑の季節の前だったせいか
写真で見てもそうですが、
モノトーンのような
男性的な山という印象でした。
<カメラの設定ミスか!>
∨
登山口近くに小鳥がいました。
かなり近寄っても逃げないので
写真を撮ってみました。
∨
end
日本百名山№7は群馬県の
赤城山でした。
簡単ですが、
以前に記事にしましたので
そちらをご覧ください。
∨
山の季節にはまだ早い5月に
登れる山は
新潟県のすぐ近くですと
数が限られます。
その中で8番目として選んだのは
日光男体山
標高2486m
∨
早朝に自宅を出発し
沼田インターから国道120号線
金精峠経由で
8時頃には登山口の
二荒山神社に到着しました。
∨
中禅寺湖から見た山容は
美しい円すい形ですから、
かなりの斜面が
休みなく続くと思われます。
高低差1280m
往復の所要時間6~7時間
∨
山全体が二荒山神社の聖域のため
登山は登拝と呼ばれ
入山には
社務所で受付をし
入山料500円を納めるのが
決まりだそうです。
∨
若干のルートの説明があり、
お守りを頂き
社殿右奥の登拝門から入山します。
∨
予想通りの厳しい坂道と
深い森が続きます。
それでも
まだ新緑の季節には早いため
枝越しに中禅寺湖が見えました。
<画像消失>
葉がつくと
景色は望めないでしょう。
∨
3合目から4合目にかけて
砂防工事用の林道を歩きます。
車用の道ですので
なだらかでゆるいカーブになっています。
∨
4合目に大きな鳥居があり
石段が始まります。
社務所の方が
この鳥居をくぐらないと
道に迷い帰って来れないという
説明がありました。
とても大きい鳥居なので
くぐらない人はいないでしょう。
∨
再び急な坂道が続きます。
所々にガレ場があり
中禅寺湖がしだいに小さくなって
全貌が見えてきます。
神社の聖域のため
何ヶ所かに鳥居が建っていました。
∨
8合目の滝尾神社を過ぎると
路面が土に変わります。
もう少しで頂上と言う9合目のあたりで
空に向かうような急な階段があり
そこを超えれば
赤い砂礫の緩斜面である
阿弥陀が原に出ます。
中禅寺湖が一望できます。
∨
つづく