白馬岳や唐松岳から
さほど離れていない山ですが
初見もしくは初めて判別できた花が
4つありました。
どの花も群れて咲いていて
鹿島槍ヶ岳も
花の山といってもいいと思います。
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<赤・紫色>
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コマクサ(北海道~本州中部以北)


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ヨツバシオガマ(北海道~本州中部以北)
ハクサンフウロ(本州中部以北)


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イブキジャコウソウ(北海道~九州)
タカネヤハズハハコ(北海道~本州中部以北)


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テガタチドリ(北海道~本州中部以北)

(初見)ラン科の多年草
高山帯・亜高山帯の草地に生える
別名:チドリソウ
テガタの名は
根が太く手のひら状になっているため
チドリは花の形から。
テガタチドリはハクサンチドリよりも
色が淡い。
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イワベンケイの雌花(北海道~本州中部以北)


(初見)ベンケイソウ科の多年草
雌雄異株の多肉植物
赤いのは果実で、花は
キリンソウに似て黄色である。
ベンケイソウは枯れない強い草で
それを武蔵坊弁慶に例えた名前。
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<青色>
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チシマギキョウ(北海道~本州中部以北)
ミヤマクワガタ(本州中部以北)変種が多い


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<白色>
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シャクナゲ
ミヤマコゴメグサ(本州近畿以北の日本海側)


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イワツメクサ(本州中部)
キヌガサソウ(本州中部以北)


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アオノツガザクラ(北海道~本州中部以北)
コケモモ(北海道~九州)


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イブキトラノオ(北海道~九州)
白い花が多いが、ピンク色もある


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タカネツメクサ(本州中部と飯豊山)

(初見)ナデシコ科の多年草
ツメクサは葉の形が鳥の爪にみえること
よく似たミヤマツメクサもあるが
葉が細いのでタカネツメクサとしました。
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イワオウギ(北海道~本州中部以北)


(初見)マメ科の多年草
別名タテヤマオウギともいう
高山の礫地や草原に生える
白馬大雪渓の上部に群生するらしいが
ここ鹿島槍ヶ岳の群生も見事である。
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エゾシオガマ(北海道~本州中部以北)日本固有種
<黄色>
シナノキンバイ(北海道~本州中部以北)日本固有種


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ウサギギク(北海道~本州中部以北)


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