試写会を観ました。
10年前に 夫・ショーンを亡くした アナ(ニコール=キッドマン)。
亡き夫を 思い続けながらも、やっと 再婚を決めたとき、
アナの前に 10才の少年が現れました。
「僕はショーン、君の夫だ」
もちろん アナは取り合いませんが、少年は何度も アナの前に姿を現し、
再婚をやめるよう 訴えます。
そして 少年は、アナとショーンしか知らない 夫婦の秘め事も明らかにしました。
少年は夫の 生まれ変わりなのか、
それとも ただの いたずらなのか……。
アナは困惑しながらも、次第に少年を 夫だと信じ始めます。
そのアナの揺れる心情を、ニコール=キッドマンが 見事に演じきりました。
髪をばっさりとショートに切り、絶世の美貌だけではなく、
一級の演技力を披露します。
この作品では ジョナサン=グレイザー監督の手による、
顔をアップにした 長回しのショットが 幾つかありますが、
ニコール=キッドマンは 凝視するカメラの前で、
デリケートかつ 絶妙な表情の演技を 見せつけてくれました。
ハリウッド女優の 面目躍如というところでしょう。
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/40237813.html