「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

パソコン仕事始め

2006年09月29日 22時44分44秒 | Weblog
 
 僕は、まだワープロを使っていて パソコンを持っていなかった頃、

 人からデスクトップの MACを貰い、インターネットの 閲覧だけしていました。

 その後、がんを患った父が 末期に入ったため、僕は 実家で父の世話をするようになり、

 実家でもインターネットを 利用したいと思って、ノートパソコンを買うことにしました。

 親指シフトのパソコンは 特定の店でしか扱っていないので、

 機種の選定にも時間がかかり、注文してから手元に届くまで 1ヶ月余りかかりました。

 ところが、注文した直後に 親父の容態が急変し、

 11月中旬、ろうそくの火が すっと消えるように 息を引き取っていきました。

 そのあとに 届いたパソコン。

 父の面倒を見ながら インターネットを利用するのが 目的でしたが、

 パソコンでの初仕事は、喪中葉書の印刷に なってしまったのでした。

 その年は、父,心子,祖母が 相次いで召されていった年でした。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする