「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

異所性脂肪 (第三の脂肪)

2010年06月24日 23時14分37秒 | Weblog
 
 先日 友だちに、 テレビで 「異所性脂肪」 というのを やっていた話を聞き、

 ちょっと調べてみました。

 「第三の脂肪」 とも言われ、 皮下脂肪, 内臓脂肪に続くものですが、

 とても 危険なものなのだそうです。

 皮下脂肪や内蔵脂肪は、 脂肪細胞というカプセルに 包まれているのに対して、

 異所性脂肪は むき出しの状態でくっついていて、 毒性が強いということです。

 あたかも バターやラードを、 内臓に直接 塗りたくったかのように取り付きます。

 内臓脂肪が、 おなかの腸間膜や その周辺にたまる

 「腹腔内脂肪」 であるのに対し、

 異所性脂肪は、 心臓や肝臓, すい臓, 筋肉など、

 命を支える 臓器や組織に蓄積し、 生活習慣病など 様々な病気を招きます。

 脳を除く 全ての 「異所」 に 取り付くということです。

 脂肪が付いていく順番は、 皮下 → 内臓 → 異所となります。

 皮下脂肪を “沢山付けることができる” 人は、

 内臓脂肪や異所性脂肪が 少なくて済みます。

 それに対して 痩せている人は、

 皮下脂肪を “付けることができない” 体質なので、

 内臓や異所に 脂肪が付きやすく、 危ないということなのです。

 (内臓脂肪が多いと、 異所性脂肪が付きやすくなるとか。)

 例えば 相撲取りは、 皮下脂肪が一杯付いていても 非常に健康なのに対して、

 肥満指数が低くても、 総コレステロール値, 中性脂肪値が高くて、

 動脈硬化の危険がある 人がいるといいます。

 生活習慣病の危険ありと 診断された人の6割は、

 標準か痩せ型の 人たちだったとのことです。

 でも 脂っこいものを控え、 1日1万歩を歩くと 異所性脂肪は減らせるので、

 生活習慣が大切ということでした。
 
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