「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「ゾーン」 にいる人のために (2)

2012年01月26日 19時34分06秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス
 
(前の記事からの続き)

 自分の不幸に 見て見ぬふりをしていませんか? 

 夫婦生活のなかで揉み消したものを 明らかにするためには、

 自分の結婚生活が 通常どのようなものであるか、

 原点に戻って 考えることが鍵となります。

・ 普段から疲労, 不安, 緊張を感じていますか? 

  不幸が無意識のうちに そのような形で表れているのかもしれません。

・ パートナーのそばにいるとき、

  興奮や胃痛, みぞおちの虚無感, 苛々, 震えなどを感じませんか?

・ 孤独や虚しさを感じますか? 

  パートナーを避けるために 自宅から離れていませんか? 

・ 信頼を裏切られるようなことをされても、 軽く水に流していませんか? 

  それは 親密さに飢えているからではありませんか? 

・ 現実の怒り, つらさ, 孤独を、 夢のなかで 発散させていませんか? 
 

 自分の感情を 全て理解してるとは限りませんが、

 それらの感情を 健康な形で 解放させることが必要です。

 何かのきっかけで 当たり散らすことはやめましょう。

 パートナーに、 意地の悪い、 強烈な手紙を 書いてはどうでしょう? 

 相手を最も傷つけることを 書いてください。

 ただし 投函するのはやめましょう。

 スポーツや、 競争心を煽るゲームを してみるのもいいでしょう。

 信頼している友人がいるなら、 パートナーの役をしてもらい、

 思いっきり怒鳴らせてもらってはどうでしょう? 

 気持ちのいいお風呂や、 アロマ, 音楽, 深呼吸などをし、

 ゆっくりくつろいでください。

〔 「愛した人が BPDだった場合のアドバイス」
   星和書店 (ランディ・クリーガー) 〕 より
 
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