今回の刑場公開では、 死刑囚の首に掛ける ロープは公開されませんでした。
ロープは 執行に使う厳粛な道具だから という理由です。
しかし 死刑執行に立ち会ったことのある 元刑務官は、 ロープは見ない方がいい,
油と汗が染み込んで 黒ずんでいる、 と言っていました。
市民感情を考慮した 非公開だったのかも知れませんが、
結局 公開するといっても、 汚いところには蓋をするのでしょう。
仮に 配慮だったとしても、 だとしたらその理由を 正直に述べるのが情報公開です。
もし ロープは厳粛な道具だというのなら、 黒ずんだものを使うのではなく、
1回ずつ真新しい 白無垢のロープを 使用するべきではないでしょうか。
でも 事態は一歩前進したわけで、
これからまた 少しずつ情報を 公表していってほしいと思います。
ニュースの街頭インタビューでは、
日本の死刑が絞首刑だということを 知らない人が少なからずいて、 驚きました。
今後、 誰もが裁判員として 死刑判決を下す可能性があるのですから、
国民も学ぶ必要があり、 国はそのための 情報提供を推進しなければなりません。
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