朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

地ビール祭 京都 2017

2017-05-15 | 京都の文化(春)

昨日、このイベントに行ってきました。昨年も同じ場所(三条商店街アーケード)で、ほぼ同じ季節に実施されました。



何年か前に酒造の規制緩和がされて、さらにビール製造機械が小型化し、相対的に安価となり、製造ノウハウが普及、材料も入手しやすくなって、地ビール(各地の場所で作られる)あるいはクラフトビールと呼ばれるビールが拡大しました。

とは言っても、大手の流通ルートには乗りにくいので、多くの場合、現地に行って飲むか買うしかできません。

そこで、各地でビールの生産をしている人たちが集まってイベントをやって広告宣伝と販売拡大に努めています。



この人は、イベントのスタッフではなくて、お客さんだそうです。許可をもらって撮影しました。

他にも、ビールジョッキの形をした紙の帽子を作ってきてグループで被ってあるいている人たちもいました。



このスタンドは、京都町家麦酒です。彼女のTシャツの背中には「京都伏見 金鵄正宗」のロゴがついています。キンシ正宗を造っている蔵元が、京都の中心でビールを造っています。

クラフトビールの特徴ですが、素材や酵母、副材料を変えて、多くの種類のビールを製造しています。




エールという明るいタイプと黒ビールを購入しました。

このグラスは昨年のグラスの使い回し(今年も色違いのグラスを販売していました)。使い捨てのプラカップよりも、2割位容量が大きいのでお得です。



東北、岩手の「蔵ビール」。
山椒の味付けのビールがありました。



商店街の商店や飲食店もテーブルを並べて、フードを販売していました。

名物喫茶店「らん布袋」では、ワイン、清酒、ピザを街頭で売っていました。名物の外国人店主(茶道師匠)も忙しく立ち働いていました。

この売り子のお姉さんは、白いショルダーバッグに子犬を入れて時折あやしていました。



カツサンドイッチの販売など。



奈良県の地ビール「ゴールデンラビットビール」もありました(本社:奈良県生駒市本町)

 

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今熊野観音寺

2017-05-07 | 京都の文化(春)
連休最後の日、とても良い天気になりました。



京都でも、あまり人に知られていないこのお寺に参拝しにきました。



白い藤と紫の藤。



楓の新緑、青紅葉が鮮やかです。



五智水。



ボケ封じ。





筍がにょきにょき!
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こどもの日

2017-05-06 | 京都の文化(春)

GWの中日、東京から来訪していた孫とその家族が、同じ期間に来ていた東京の友人たちと相談して現地集合で「東映太秦映画村」に遊びにいきました。

これがその正面ゲート。友達たちと一緒なので、当方は入り口に送り届けるだけでお役御免。(たすかりました・・汗)



こちらの時代がかった入り口は団体入場門のようです。



しばらくすると、中の様子を撮影した写真が何枚か送られてきました。



映画撮影用の屋根瓦の上に、「忍」の凧が・・・



街角では、ちゃんばらごっこです。

プロ殺陣師の演技もあったようです。

東映は、テレビの子供番組の撮影もしています。



仮面ライダーの進化したヴァージンでしょうか?

テレビカメラで当人を撮影して、アニメキャラクターの姿に変身させて手足の動作を合成して動かしてみせる画像技術を駆使した装置もあったようです。

朝、9時半から夕方までたっぷり一日を過ごして、最高に楽しい行楽になったようです。 

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京滋の散策2

2017-05-05 | 京都の文化(春)

大原の里を北上していくと滋賀県に入り、「途中」トンネルを抜けると琵琶湖畔の堅田に出る道と、さらに北上して朽木(くつき)谷に抜ける峠を越える道に別れます。

今回は朽木を目指しました。

安曇川(あどがわ)堤防の桜並木はすっかり葉桜になり、水田では田植えの準備に余念がありません。

植林された杉の濃い緑、広葉樹若葉の黄緑など、グラデーションの彩りが爽やかでした。

谷間を抜けて、琵琶湖が作る平野に出ました。 

たんぽぽの綿毛が、白く輝く球形を並べています。 

 

 

カラスノエンドウ。 

スカンポの一種かな?

レンゲの畑。

最近は見かける機会が少なくなりました。レンゲの根には空中の窒素を固定する作用があるので肥料として栽培されていたのですが、化成肥料を撒くほうが手間がかからないから減少したのでしょうか。

 

JR湖西線の高架線路が遠望できて、特急電車サンダーバードが走るのが見えました。

 

 

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京滋の散策

2017-05-03 | 京都の文化(春)

GW少し前の散策風景を掲載しておきます。

新緑が最高に美しい季節です。

大原の一番奥(北)に古知谷という集落があります。そこに阿弥陀寺があって静かな古刹で、気に入っています。こんな中華風の山門が出迎えてくれますが、本堂へはここから山道を20分位登っていかねばなりません。(今回はパスしましたが)

楓の若葉に「花」が咲いています。

アップにすると・・・

とても複雑な造形美を見せてくれます。

爽やかな春の風が吹いていて、ゆっくりとではありましが枝が揺れるので近づいての撮影はピント合わせに苦労します。

iPhone7の新機能、「ポートレート」で背景をぼかしてみました。笑

京都北山杉の特殊栽培の台杉です。

意図的に杉の中心となる枝を切って、わきから生える3つの支枝を垂直に成長させて形を作ります。京都北山で生産される杉には、床柱と成る木材があります。若木の時から添え木で凹凸やねじりを加えて成長させて「風雅」を演出します。杉以外にも、通常は住宅建材にならない楓、松や雑木を床の間の柱として珍重することがあります。

純日本風家屋と庭園の新築が、ほぼ途絶えたので、北山杉の産地は窮地に陥っています。

足元を見ると、

 昨年の楓の実が落ちて、双葉がたくさん芽吹いていました。歩くたびに踏みつけそうでした。

切り株からも、新芽が吹き出しています。

春の風は本当に爽やかです。

ここには立派な庭石が配置されています。

決して持ち帰ってはいけません、オープンな場所ですが。

菫の花がさいていました。

阿弥陀寺の本堂には参拝しなかったのですが、車でさらに北を目指しました・・・

 

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花むらさきうどん @里の駅 大原

2017-04-25 | 京都の文化(春)
昼食です。



*****



鬱金桜🌸



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大原 高野川散歩

2017-04-24 | 京都の文化(春)

おそ春の大原を歩いています。



山桜はまだ咲いています。



桜餅の葉っぱ になりそうな若葉。



カラスノエンドウ



イヌフグリ



タンポポ 〜西洋?在来種



ヒメオドリコソウ

〜〜



比叡山、京都一周トレイルのルートです。

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漢字三千年 ー漢字の歴史と美ー

2017-04-17 | 京都の文化(春)

京都市美術館別館(岡崎)にて開催されているこの展示会を見学してきました。



随分クラシックな建物です。このすぐ左手がロームシアター京都です。

中国の博物館と研究機関17ヶ所から多くの文物が出展されています。(2017年4月21日まで)

嬉しいことに館内の展示品の撮影が自由でした。自分のカメラに収めることができると後日、自分の記憶整理やブログへの掲載に役立ちますから。

数年前から大学で情報学、特に情報の記録や伝達の手段を講義し始めたので、当初は電気通信と計算機の情報学でしたが、徐々に過去に遡っていって、古代の文字や、生物細胞の情報原理(DNA)にまで興味を持つようになりました。

”漢字を造ったのは、四つ目の蒼頡?

倉頡(そうけつ)は古代の帝王黄帝の下で<史官>という官職について記録を担当していた。鳥や獣の足跡を観察して漢字を発明したという。・・”

とういう伝説が、中国にあることを初めてしりました。鳥などの足跡を記号化して情報を記録したということは了解できますが、蒼頡なる人物の名前が伝説となっていることは驚きです。

 まだ漢字が生まれる前の新石器時代の土器に刻まれた符号です。所有者か製作者を表す紋章と考えられています。

「商」または殷(いん)の時代(紀元前1300年頃)に作られた甲骨文字。牛骨に卜辞(ぼくじ)が刻まれています。この時代が最も古い漢字の記録です。

殷墟と呼ばれる遺跡は20世紀になって間もないころに発見されたもので、盗掘された甲骨片(漢方薬と考えられたので売買されていた)の追跡から場所が特定され発掘が始まるなど興味深い考古学のエピソードがあります。

牛の骨だけでなく、亀の甲羅(腹側)もよく使われました。

殷の頃には青銅製作の技術が確立していたので、殷墟からは多くの青銅器が発見されています。その多くには文字が刻まれています。漢字が発展してくると、占いだけでなく祭ごとの文言を書きつけることなどにも使われました。

漢字の形状は、デザインを重要視して格式ある形を作りあげているようです。

殷墟の中には、盗掘を免れた墓が発見されて「婦好」という文字が刻まれた青銅器が多数発見されました。青銅器だけでなく玉、貝、象牙なども見つかり商の時代の研究に大きな役割をはたしました。

こんな素晴らしいデザインの銅爵(どうしゃく、祭祀につかう酒器)で「光父辛」という祖先の名前が銘文として記録されています。

銅鼎、戦争を記す銘文のある三本足の鼎。戦いに勝ったので、敵からの戦利品の青銅器を溶かしてこれを作ったと書かれています。文字がよく見えるように小型のスポットライトを取り付けていました。

今回の目玉展示品の兵馬俑。この兵士の鎧、左胸の上の方に「不」という文字が記されています。展示室の照明ではよく見えなかったが、係員のハンドライトで照らすとわかりました。製作者の名前と考えられています。世界初公開だそうです。

兵馬俑は作製された当初は極彩色に色付けされていたようで、現代ではほとんど脱色していますがその顔料の残滓が一部に薄黒く残っています。

石器、青銅は記録媒体としては簡便性や経済性にかけるので、事務的な記録や書簡などには竹や木片も用いられました。

これはレプリカです。本物は劣化しやすいので保存液につけて保管されています。

漢字のデザイン性に魅せられて、美術としての書が発達します。

分銅型に作り上げた墨です。胡開文なる墨はブランドとなりました。

硯や筆などの文房具も、それにつれて趣味性を増して発達していきます。

則天武后が祭祀に捧げた純金の祭文「武則天除罪金簡」。彼女は自らの権力を示すために、独自の漢字を作り出したそうです。例えば、水戸光圀の「圀」(意味は国)など。

漢字の練習も、文官になるためには極めて重要でした。「千字文」という教科書的な練習帳とそのお手本が作成されました。上記写真は草書体です。

日本には、仏教の伝来よりも前に渡来しています。『古事記』や『日本書紀』には、応神天皇の15年に、当時、朝鮮半島にあった百済(くだら)という国から王仁(わに)という人がやってきて、『論語』と『千字文(せんじもん)』という書物を初めて献上した、と記されています。その年代は5世紀の始めころと考えられています。

ちなみに、現代日本で小学校で学ぶ漢字は1006文字、常用漢字では2136文字です。新聞、雑誌を読むためにはそれよりも多くの漢字を知る必要があります。

※説明ポスターや、案内係の人の解説で「英語ではわずか26文字を学べばすむが、漢字では数千文字を覚える必要があるので、欧米人に比べて、日本や中国の人は大変ですね」と。

文字数だけで言えばそうですが、欧米語では語彙(word)を覚えなくては言葉の読み書きができないわけで、その必要語彙数はやはり数千から数万に及ぶでしょう。もちろん、漢字言語でも同様に読み書きの語彙数は同じ程度の数が必要です。文字数だけを見て、それぞれの言語の難易性を説明するのは、一面的ですね。

漢字の成り立ちについて、何枚ものポスターで解説がありました。旅という字は、軍旗のもとに多くの兵士が並んで進軍するかたちだそうです。

軍事用語だったのですね。現代のように「旅」が業務から分離して娯楽となったのは、英国のトーマス・クック社がスイスの自然をテーマにして観光旅行という概念を発明してから始まったようです。もちろん19世紀になると旅行手段の安全性、効率性が高まったことが背景にあるのでしょうが。

その安全の安ですが、家の中で女性が平穏に暮らしているさまから作られたようです。

**

本展の監修は京都大学大学院 阿辻哲次教授です。

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花見で一杯

2017-04-16 | 京都の文化(春)
背割堤の桜🌸を眺めて、ランチしています。



宇治川、木津川と桂川が合流して淀川になる場所。



ここに今年、展望台ができたのです。京阪電車からの撮影です^_^



八幡市駅で降りて、大きな橋を渡りました。



先週の日曜日がピークで、16万人の花見客が来て、この展望台(有料)には3000人が登ったとのこと。今週は、無料になっていました。今年は開花が遅かったので、計画が外れましたが、お役所仕事なので〜〜 結構けっこう。



駐車場は満車。







花びらが 散ってきて、弁当に🍱飛び込んできます。



花びら酒🍶 になりました⁉️

暖かい春の午後ですね
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京都御苑の桜

2017-04-15 | 京都の文化(春)

御苑には多種類の桜があります。

敷地の最も西北の場所、近衛邸跡には早咲きのしだれ桜がありますが、今咲き誇っているのは紅しだれです。

ピンク色が鮮やかです。太陽の光が差し込んでいたので余計に明るく輝いていました。(4月14日)

この木は山桜の系統かもしれません。薄茶色の若葉がかなり出ています。

次は「車返桜」。後ろに見えるのは宣秋門で、御所内の見学にはこの門から入場します。

御苑の中にもコーヒーなどが買える休憩所は2つほどありますが、一歩西側にでると、なんと「無料で」コーヒー、紅茶、水が飲めて休憩できる場所があります。

播磨屋本店という煎餅屋が開設している製品の展示販売所が烏丸通にあって、この店で煎餅等を少しでも買うと、セルフサービスのコーヒー等が飲めます。広いスペースに机と椅子もたくさん並んでいます。

最も安い製品は360円の「薄味好み無選別エコノミーパック」です。これを買って、ゆっくりと半時間ほど休憩することができました。

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