滋賀県の湖東の山麓に古刹の永源寺があります。紅葉の名所なのでこの季節をねらってお参りしました。(11月16日)
紅葉に囲まれた山門の風景が一番のポイントです。
臨済宗永源寺派 大本山です。
楓の色づきが美しい。到着した時点では曇り空でしたが、時々太陽の光が差し込む天候となりました。
愛知川に削られた岩山の中腹に境内があり、急な石段を登って参詣します。この川は音無川とも呼ばれるようです。豆柿の大きな木が崖下から枝を伸ばしていました。
大きな茅葺屋根の本堂。
ご本尊は秘仏。
少し戻って、境内の茶屋で名物のこんにゃくを食べました。
さらに境内を奥に進みました。
もみじの木々が見事にグラデーションとなって庭園を飾っていました。
真っ赤なもみじがあります。
この花瓶に誘われて、お茶席にて休憩しました。
広い座敷に案内され、
奥の庭園の風景です。
手前の楓は、色づきが最も遅いとのこと。
鮮やかな黄色になるそうで、案内の方にそんな写真帳を見せてもらいました。
寒山拾得の掛け軸を拝見しました。
さて、お寺を辞して、次にさらに愛知川を上流に向かいました。
永源寺ダムという大きなダムがあります。その上流に遡ると、トンネルで三重県に通ずる国道(八風街道)となっていて、廃校となった学校を利用して道の駅「奥永源寺渓流の里」ができていました。
滋賀県の道には必ず現れる飛び出し坊やと、女の子が歓迎してくれます。
こんにゃくが名産です。
そしてイワナも、、
イワナと野菜の天ぷらを大盛りにしたランチセットを食べました。
永源寺ダムカレー、ご飯をダムの堰堤に見立てて、貯水はカレー、そしてイワナのフライ3尾。
自動運転バスの実験をやっていました。
まだ試行実験なので、運転席には運転手が座っていますが、GPS、電子地図、接触防止のレーダーやセンサーを車両に取り付けています。この日は事前に申し込んだ人たちに試乗してもらいアンケート調査をしていました。
過疎地での公共移動手段としての可能性を探っているようです。田舎ではバスもタクシーも廃止が増えています。オンデマンド(必要な時に)で自動バスやタクシーが来てくれると、車を持たない老人、身障や病人にとって大きな支援になると思います。実現のコストによりますが。