シティーバンク銀行、米国系の銀行です。20年以上前に東京・大手町に勤務地があったとき、昼食時の散歩でこの外資銀行が大通りドンと店舗を構えているのをを見つけました。おしゃれな美しい広々としたオフィスが魅力的でした。女性店員は美人ぞろい。
そんなことからドル建て預金に興味をもち、口座を作って外国投資信託を購入してしまいました。日本のバブル経済が破綻しそうな頃でしたが。まだ円高だったと思います。
外国に出張や旅行したときに、この銀行(や提携銀行)のATMが多数あるので現地通貨での引き出しに便利だと思ったことも理由でした。
数年前、Citibankは日本での個人向け事業から撤退して、その商権をSMBC信託銀行(三井住友系)に譲渡しました。
昨年あたりから、銀行口座やクレジットカード(特に年会費有料のもの)などのダウンサイジング(口座を閉鎖して取引先を絞る)を徐々に進めています。Citiも長年使っていないので、新年をきっかけとして解約しに出かけました。幸い、京都には四条烏丸に支店があるので、初めて訪問しました。普通の銀行とは雰囲気が違い、1階の受付で用件を言い、受付カードをもらって2階ロビーに案内されました。数人のお客が待っています、半分くらいは外国人。ガラス張りの応接室が幾つかならんでします。
待つこと20分くらいして、ガラス張り応接室に通されて中年女性店員がその後の手続を案内してくれました。
最初に購入したドル建て投資信託は数年前に突然、終結・精算の通知があってその売却金額はドル普通口座に入っていました。ドル投信の買い替えを失念していたので、最近1年位のドル株式の値上がり益を得ることができなかったので残念。(案内店員からも、今年は米国経済が上向きなので、ドルを継続しませんかと勧誘あり)~ ですが、最近の円安成果でこの20年のドル建て貯金で2割くらいの利益があったことで一応満足です。
外国旅行した場合、現地で通貨引き出しは、現在では大手国際クレジットカードで簡単に可能になっています。その手数料も合理的で円の現金を現地通貨に換金する場合、2割くらいの手数料(相当)が必要です(ドル、Euro、ポンド以外)。クレジットカードでの現地引き出しは、買い物時の外貨換算(銀行間レート+3%くらい)に、キャッシング(借り入れ)利息の1ヶ月分(年利の1/12=2%くらい?)です。
外資銀行と付き合って、日本の銀行との違いが色々とありました。まず、印鑑なし(サインだけでOK)、通帳なし(記録を定期的に郵送してくるので、自分でファイルする)。口座維持手数料2000円(毎月)必要、ただし預金残高がある程度以上ならば無料(50万円?)。
合理的運営に徹していますね。