2018年に再建落慶を迎えた中金堂を拝観しました。
この期間だけ、特別にライトアップして祝賀しています。音楽とともにLED照明の色が変化しました。入り口で貸してくれる提灯もLEDで光るのですが、無線装置が仕込まれていて同時に色が変化しました。
お堂の中には興福寺本尊の釈迦如来坐像が中央に、国宝の四天王立像などが配置されています。
堂内の一つの柱には、法相柱(ほっそうちゅう)が新たに作られていて法相宗の祖師が描かれています。
これを描いたのは、畠中光享(はたなか こうきょう)画伯。
彼の大きな絵「仏陀とその弟子(阿難)」が大谷大学の構内に飾られています。
単色を広く使い独特の画風なので記憶にあった画家です。
畠中氏は奈良県生まれ、大谷大学史学科を卒業され京都市立芸術大学専攻科を修了されています。