昨日、センター試験1日目が実施されたので、今朝の新聞に関連記事がありました。


どんな問題で難易度はどうかな? と思って世界史Bを眺めてみました。
世界史は以前から割と好きで受験でも科目選択した記憶があります。
でもやはりカタカナの歴史的固有名詞の知識と記憶がないと解けないね。結構マニアックな地名や人名が多い。テレビ番組のクイズ王番組の対戦並かな。
問題文は下記にも公開されていて、新聞記事の問題文は文字がとても小さいので、ネットでPDFファイルが読みやすい。
さて件のセンターによる正解訂正は、中国の古代王朝の名称に関することで、表記の正誤を問う問題。

魏という国、三国志で有名ですが、なんとそれ以前にも同名の国があった!
実はそのことを指摘したのは試験場で受験していた生徒だった。試験作成委員が複数人で複数回確認したはずですが、つい見落としてしまった🤦♂️ やはり歴史専門家も思い込みでミスしてしまった。テレビのクイズ王だと間違いが無かったかもしれませんね。

こんな厳格に公平性を求められる試験は問題作成と採点がとても大変です。
一般の大学入試問題の場合、模範解答に疑問の指摘をするのは大手予備校からで毎年若干のケースがあります。大学の入試問題作成委員はなのでとてもしんどい。
多くの欧米諸国のように定員の倍くらい入学させて入学後に各学期ごとに試験などで単位認定を厳格に実施して結果的に半分が落第する方法が良い。ただし退学と復学のハードルを下げる、就職は新卒一括採用を減らして中途採用や専門職採用を一般化することが必要ですが。