甲州の英雄、武田信玄はその叡智と軍事能力で知られています。
風林火山。よくできた人生標語だと思います。
彼が作ったと伝えられる軍事道路が残っています。八ヶ岳と南アルプスの間には釜無川が流れ、信州松本方面へつながる道路、甲州街道はその川に沿って走っています。
そのメインロードに対して、距離短縮を図り、人目を避けるため八ヶ岳山麓のやや標高が高い森の中に直線的な軍用道路を作りました。
その一部が北杜市小泉に残って、ハイキングしました。
今回の出発点は「三分一湧水」です。
中世時代の農業で水の確保は重要な事項でした。湧水が豊かなこの地域でも当時は、村と村の間で紛争が絶えなかったそうです。それを解決した知恵が、この平等に3分の1に分ける設備でした。右の溝の奥に泉があり多くの水が流れてくると、この石の升に入り、三角石で流れが分けられて、三方向の水路に分割される仕組みです。
ここから「棒道」案内板に従って、北西に歩いていきます。
すぐにJR小海線線路の下をくぐります。
立派な石仏がところどころに立っています。
コース案内の標識。
畑のあぜに咲いたコスモスが風にゆれていました。
集落を抜け、その先の別荘地を通過するとやや山道になってきました。
(つづく)
風林火山。よくできた人生標語だと思います。
彼が作ったと伝えられる軍事道路が残っています。八ヶ岳と南アルプスの間には釜無川が流れ、信州松本方面へつながる道路、甲州街道はその川に沿って走っています。
そのメインロードに対して、距離短縮を図り、人目を避けるため八ヶ岳山麓のやや標高が高い森の中に直線的な軍用道路を作りました。
その一部が北杜市小泉に残って、ハイキングしました。
今回の出発点は「三分一湧水」です。
中世時代の農業で水の確保は重要な事項でした。湧水が豊かなこの地域でも当時は、村と村の間で紛争が絶えなかったそうです。それを解決した知恵が、この平等に3分の1に分ける設備でした。右の溝の奥に泉があり多くの水が流れてくると、この石の升に入り、三角石で流れが分けられて、三方向の水路に分割される仕組みです。
ここから「棒道」案内板に従って、北西に歩いていきます。
すぐにJR小海線線路の下をくぐります。
立派な石仏がところどころに立っています。
コース案内の標識。
畑のあぜに咲いたコスモスが風にゆれていました。
集落を抜け、その先の別荘地を通過するとやや山道になってきました。
(つづく)
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